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深海(特別展) [いい日、旅立ち(博物館)]

平成25年10月4日(金) [曇り]


今日は、上野にある国立科学博物館で開催されている「深海」の特別展に行ってきました。

10月6日(日)までの開催ということで、平日にも関わらず混雑していました。



【 しんかい6500 】



実物大模型とその内部です。

2人のパイロットと1人の研究者の合計3人が乗船し、生き物たちの生態を調べるだけでなく、巨大地震が起こるメカニズムなどの調査も行っています。



しんかい6500.jpg



しんかい6500(内部).jpg



【支援母船 よこすか】



深海の調査に出るときは、この支援母船の「よこすか」に載せて出かけます。

研究室(ラボ)などもあり、「しんかい6500」の基地になっています。



支援母船 よこすか(全景).jpg



支援母船 よこすか.jpg



【深海探査機 ゆめいるか】


潜航深度は3000mで、いろいろな方向から何度もソナー(水中を伝播する音波)をあてて、海底の調査(海底資源探査)を行います。



探査機「ゆめいるか」.jpg



【深海生物追跡調査ロボットシステム「PICASSO (ピカソ)」】



深海での生物調査を目的として開発された小型の無人探査機です。


特に、水深約200m~1,000mの深海に棲息するプランクトンの食物連鎖を調べて海洋における炭素循環という研究に利用しているそうです。

ちなみに、「ピカソ(PICASSO)」は、“Plankton Investigatory Collaborating Autonomous Survey System Operon” の略称で、“プランクトンの研究…”を主にしています。



探査機「ピカソ」.jpg



【無人探査機「かいこう」】


水深10,000m級の遠隔操作無人探査機で、深海の映像や写真撮影、試料の採取などが主な役目の様です。

また、「かいこう」の支援母船は「かいれい」という専用の船に搭載されるとのことです。



【深海の生物】



全長約5mのダイオウイカ(標本)



ダイオウイカ.jpg



水深500~1,000メートルの海底で生活するラブカはサメの一種で、外見からウナギザメ(鰻鮫)と呼ばれ全長は2mに達するとのことです。



ラブカ(ウナギザメ).jpg



深海にすむ巨大な生物、イカ類最大級のダイオウイカを釣り上げてビデオ撮影に成功したのは、国立科学博物館の研究者である「窪寺恒己」さんとのこと。



ダイオウイカ(パロディコント・PR).jpg



深海=ダイオウイカ、というイメージで訪れた特別展ですが、これだけの大掛かりなシステムで小さなプランクトンを調査し、地球の活動を研究しているJAMSTEC(海洋開発研究機構 [ジャムステック])と、いうものが少し見えた様な気がします、。





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ryo1216

10/4より、謎のページに自動転送されるようになってしまいました。
自分の環境では、なんとか復旧できましたが、まだ、謎のページに転送される方も多いようです。
この度は、ご迷惑おかけして本当に申し訳ございません。
そこで、下記、新しいページに移行することにしました。

http://ryo1216-2.blog.so-net.ne.jp/

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

by ryo1216 (2013-10-07 03:59) 

いっとく

こんばんは、ryou1216さん。
ブログの移行作業をしなければいけない事態になったのですか。
自分も気をつけます。
by いっとく (2013-10-07 18:45) 

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