感動と驚きの至仏山(尾瀬) [散策同好会]
平成25年9月28日(土)
本日は、第35回目の散策同好会による至仏山(しぶつざん)[日本百名山]の登山記録です。
昨年は、雨天のため至仏山の登山を断念して「尾瀬ケ原」をハイキングした思い出があります。
今回は晴天に恵まれ、生涯思い出に残る最良の登山となりました。
前夜の金曜日23:50に新宿を出発した尾瀬ツアーバスは、本日土曜日の早朝5:10鳩待峠に到着しました。
身支度を整えた後は、今回の至仏山の登山口となる「山ノ鼻」を目指して歩き出します。
【鳩待峠~山ノ鼻】
途中「川上川」に架かる橋の上から見た景色ですが、既に紅葉が始まっています。
標高は約1400mで、気温は数度でとても肌寒く感じます。
標準の所要時間(1時間)で到着し、「尾瀬山ノ鼻ビジターセンター」に立ち寄った後は、隣接する「至仏山荘」で“おにぎり朝食”を頼んで食べました。
朝食を食べた後は、至仏山の登山口へ向かって歩き出します。
【山ノ鼻~至仏山】
原っぱは、秋一色の枯れ草色です。
はるか前方に見上げる至仏山はとても雄大ですが、頂上へ続くむき出しとなっている岩肌の登山道が険しさを感じさせます。
登山口から頂上までは、急登な岩道と高低差のある木製の階段が、約3時間に渡って続きます。
平坦な道は、ほぼ皆無です。
頂上へ近づくに連れて登山道には大きな岩が現れ、へばりつく様に大きな岩を這い上がります。
また、後を振り向くと目がくらむ様な木製の階段を上って行きます。
広大な尾瀬ケ原を眼下にし、燧ヶ岳(ひうちがたけ)を一望した時、本当の高さを実感しました。
(至仏山頂上手前から白根山方向)
先週実家に帰省をした際に、「鎌倉山」から見た雲海に勝るとも劣らない眺めです。
山頂の石標が見えた瞬間、“やったぁ~”と、何度も声を出してしまいました。
山頂から見た景色は、絶景、壮大、自然の偉大さ…。
うまく言葉に現せません。
(燧ヶ岳方面)
(北西方面)
(西方面)
感動の記念撮影で、一生の思い出となりました。
【至仏山~小至仏山(こしぶつざん)】
至仏山の山頂を後にして、小至仏山へ向う尾根道です。
背景には折り重なって山々が見えます。
山の名前が判ると感動も違うのでしょうが、ちょっと残念です。
それにしても、言葉にならない景色ばかりです。
尾根道の全ては遮るものがなく360度のパノラマで、また、澄んだ青空の下で遠くまで見渡すことができます。
険しい尾根道の途中から西側を見ると、遠く山々の間に白く見えるエリアがあります。
「ならまた湖」と「奥利根湖」です。
眼下に雲海と湖が一望でき、とても壮大な景色です。
至仏山の方向を振り返ると、今まで歩いてきた“岩の尾根道”がはっきりと見えます。
小至仏山の山頂手前付近までは下りの“岩の尾根道”で、見た目以上に険しく三点支持で体のバランスを取りながら細心の注意を払って下りてきました。
小至仏山の山頂はとても狭く、また、石標も狭くて険しい岩道に建っています。
【小至仏山~鳩待峠】
小至仏山からオヤマ沢田代まで下る途中で見た風景です。
遠くに見える山々の素晴らしさはもちろんですが、木道の先に薄い青緑色のクマザサが一面に広がって見えます。
絶景。
5:20に鳩待峠を出発して、12:00鳩待峠に無事到着しました。
全工程に要した時間は、山ノ鼻での朝食時間(30分:朝食+5分:ビジターセンター+5分:忘れ物で戻り)を含めて6時間40分でした。
朝食時間を除いた6時間00分と標準時間の6時間15分を比べると、いいペースで歩いた様です。
鳩待峠に到着した後は、至福の生ビールで乾杯。
・
・
・
危険と美が一体となった「至仏山」。
自分自身にとって今回の登山は、忘れがたき経験となりました。
登山の軌跡ルートと、思い出の品となるピンバッジです。
最後に、今回の至仏山に先立ち2週間前に登った奥多摩の「御前山(ごぜんやま)」の経験と実績(標高差1000m)が、大きな助けになりました。
膝関節の痛みも発生せず、細心の注意により一度の転倒もなく、これだけの素晴らしい山を制覇できた事に感謝です。
本日は、第35回目の散策同好会による至仏山(しぶつざん)[日本百名山]の登山記録です。
昨年は、雨天のため至仏山の登山を断念して「尾瀬ケ原」をハイキングした思い出があります。
今回は晴天に恵まれ、生涯思い出に残る最良の登山となりました。
前夜の金曜日23:50に新宿を出発した尾瀬ツアーバスは、本日土曜日の早朝5:10鳩待峠に到着しました。
身支度を整えた後は、今回の至仏山の登山口となる「山ノ鼻」を目指して歩き出します。
【鳩待峠~山ノ鼻】
途中「川上川」に架かる橋の上から見た景色ですが、既に紅葉が始まっています。
標高は約1400mで、気温は数度でとても肌寒く感じます。
標準の所要時間(1時間)で到着し、「尾瀬山ノ鼻ビジターセンター」に立ち寄った後は、隣接する「至仏山荘」で“おにぎり朝食”を頼んで食べました。
朝食を食べた後は、至仏山の登山口へ向かって歩き出します。
【山ノ鼻~至仏山】
原っぱは、秋一色の枯れ草色です。
はるか前方に見上げる至仏山はとても雄大ですが、頂上へ続くむき出しとなっている岩肌の登山道が険しさを感じさせます。
登山口から頂上までは、急登な岩道と高低差のある木製の階段が、約3時間に渡って続きます。
平坦な道は、ほぼ皆無です。
頂上へ近づくに連れて登山道には大きな岩が現れ、へばりつく様に大きな岩を這い上がります。
また、後を振り向くと目がくらむ様な木製の階段を上って行きます。
広大な尾瀬ケ原を眼下にし、燧ヶ岳(ひうちがたけ)を一望した時、本当の高さを実感しました。
(至仏山頂上手前から白根山方向)
先週実家に帰省をした際に、「鎌倉山」から見た雲海に勝るとも劣らない眺めです。
山頂の石標が見えた瞬間、“やったぁ~”と、何度も声を出してしまいました。
山頂から見た景色は、絶景、壮大、自然の偉大さ…。
うまく言葉に現せません。
(燧ヶ岳方面)
(北西方面)
(西方面)
感動の記念撮影で、一生の思い出となりました。
【至仏山~小至仏山(こしぶつざん)】
至仏山の山頂を後にして、小至仏山へ向う尾根道です。
背景には折り重なって山々が見えます。
山の名前が判ると感動も違うのでしょうが、ちょっと残念です。
それにしても、言葉にならない景色ばかりです。
尾根道の全ては遮るものがなく360度のパノラマで、また、澄んだ青空の下で遠くまで見渡すことができます。
険しい尾根道の途中から西側を見ると、遠く山々の間に白く見えるエリアがあります。
「ならまた湖」と「奥利根湖」です。
眼下に雲海と湖が一望でき、とても壮大な景色です。
至仏山の方向を振り返ると、今まで歩いてきた“岩の尾根道”がはっきりと見えます。
小至仏山の山頂手前付近までは下りの“岩の尾根道”で、見た目以上に険しく三点支持で体のバランスを取りながら細心の注意を払って下りてきました。
小至仏山の山頂はとても狭く、また、石標も狭くて険しい岩道に建っています。
【小至仏山~鳩待峠】
小至仏山からオヤマ沢田代まで下る途中で見た風景です。
遠くに見える山々の素晴らしさはもちろんですが、木道の先に薄い青緑色のクマザサが一面に広がって見えます。
絶景。
5:20に鳩待峠を出発して、12:00鳩待峠に無事到着しました。
全工程に要した時間は、山ノ鼻での朝食時間(30分:朝食+5分:ビジターセンター+5分:忘れ物で戻り)を含めて6時間40分でした。
朝食時間を除いた6時間00分と標準時間の6時間15分を比べると、いいペースで歩いた様です。
鳩待峠に到着した後は、至福の生ビールで乾杯。
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危険と美が一体となった「至仏山」。
自分自身にとって今回の登山は、忘れがたき経験となりました。
登山の軌跡ルートと、思い出の品となるピンバッジです。
最後に、今回の至仏山に先立ち2週間前に登った奥多摩の「御前山(ごぜんやま)」の経験と実績(標高差1000m)が、大きな助けになりました。
膝関節の痛みも発生せず、細心の注意により一度の転倒もなく、これだけの素晴らしい山を制覇できた事に感謝です。
晴れた日、山頂で素晴らしい展望に出会うと本当に感動ものです。よかったですね。私もこの日は丹沢表尾根から塔ノ岳の周回コースを登りました。
そのうちブログアップします。
by mogurin (2013-10-03 03:59)
こんばんは、mogurinさん。
ハイキングでの眺めは、本当に天気次第ですね。
前回までは二回とも雨で、まさに気持ちも晴れませんでした。
尾瀬は今回で3年連続目ですが、やっと晴天に恵まれて、涙ものです。
これからは紅葉も綺麗ですし、ハイキングには最高の時期です。
塔の岳の記事を楽しみにしています。
by いっとく (2013-10-03 19:07)