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国立科学博物館(ヒカリ展) [いい日、旅立ち(博物館)]

平成26年11月2日(日)[晴れ]



今日は、久しぶりに奥方様と上野へ出かけてきました。

「上野の森」も紅葉が始まりました。



上野の森(紅葉).JPG



三連休の日曜日で天気も良いため、入ろうとしていた上野動物園も9時30分の開園前には長い行列ができていました。

入園するまで、かなり時間がかかりそうです。

予定を変更して9時から開館している「国立科学博物館」の方へ行きました。



野口英世像.JPG



何と、10月28日(火)から開催したばかりの「ヒカリ展」のため、こちらも大変な混雑ぶりです。

館内はゆっくりと見て回れませんでしたが、シアターを除いて写真の撮影が可能であったため気に入った所で写真を何枚か撮ることができました。






ひので.JPG



イプシロン.JPG



蛍光鉱物



蛍光鉱物.JPG



光る鉱物.JPG



三葉虫.JPG



光る蝶



蝶.JPG



光るシルクで編んだストール


光るシルク.JPG



宇宙天気予報



宇宙天気予報.JPG



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「ぐるっとパス」で科学技術館の見学 [いい日、旅立ち(博物館)]

平成26年10月24日(金)[晴れ]



今日は、「ぐるっとパス」を使って千代田区北の丸公園にある科学技術館へ見学に行ってきました。

地下鉄東西線の「竹橋駅」が最も近いのですが、東京駅で降りて皇居の二重橋を見てから内堀通りを半周ほどウォーキングしながら向かいました。



二重橋.JPG



平川門



平川門.JPG



国立近代美術館の正面入口前には、一瞬ドキッとする「下着姿でヨガをする女性の像」がありました。

科学技術館の方が30分早い9時30分の開館時間だったので、そちらを見てから入館しようと考えていましたが、持ち時間がなくなり入館できませんでした。



国立近代美術館.JPG


科学技術館の開館時間まで、少し時間があったので北の丸公園を散策しました。

政治家「吉田茂」の銅像です。

なかなか貫禄があります。



吉田茂像.JPG



重要文化財「旧江戸城 清水門」



清水門.JPG




以下は、科学技術館で見た展示物です。



科学技術館(自転車).JPG



科学技術館(自転車2).JPG


科学技術館(ミニカーファザード).JPG



科学技術館(近未来の車).JPG


科学技術館(ハイブリッド・スケルトンカー).JPG



科学技術館(プラズマボール).JPG



科学技術館(植物工場システム).JPG



科学技術館(ロボットスーツ-HAL).JPG



科学技術館(セキュリティロボット「ガードロボ アイ」).JPG



科学技術館(接客ロボット「アクトロイド」).JPG



科学技術館(ビークルシアター).JPG



武道館の前を通り、「昭和館」という資料館に入館しました。



武道館.JPG



昭和の時代の戦中と戦後の暮らしを伝える資料館になっていますが、館内は撮影禁止のため記録写真はありません。



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移転した「浅草三十坪の秘密基地」への潜入レポート [いい日、旅立ち(博物館)]

平成26年10月10日(金)[晴れ]


定期的に情報収集を行い、機会がある毎に訪れている「浅草三十坪の秘密基地」ですが、10月からの移転に合わせて企画展の展示替えも行われたことを知り、さっそく調査に行ってきました。

以前は、雷門通りに面したビルの一室にひっそりとありましたが、此度は人通りの多い「浅草六区ゆめまち劇場」内に移転しました。



浅草三十坪の秘密基地1.jpg



また、今回から入場料制(ワンドリンク付き500円)に変更となりました。


秘密基地の内部は、以前よりも室内が明るくなり、この様な状況です。

テーブルと椅子のセットが4セットほど置かれ、ドリンクを飲みながらくつろげる様になっています。

グラスビールを注文して、一口飲んだ所で展示品を見て回りました。



浅草三十坪の秘密基地2.jpg



さて、移転に伴って始まった新しい企画展は、 「懐かしの子ども文化展」というものです。

戦前から戦後にかけて、子どもたちの生活と遊びの資料が展示されています。



浅草三十坪の秘密基地6.jpg



(子どもの学校生活)


少年時代に展示品と同じ小刀や、柄がプラスチック製で収納タイプのボンナイフを使って、手製の工作(竹とんぼ、水鉄砲など)をしたり、鉛筆を削ったりした記憶があります。

また、プラスチックの様な材質の呼び名で、“セルロイド”という名前も懐かしい思いです。

コーリン鉛筆やトンボ彫刻刀なども使っていたように記憶しています。



浅草三十坪の秘密基地3.jpg



(子どものあそび)


小学校の低学年の頃は、ベーゴマ、メンコ、軍事将棋などでよく遊んでいました。


浅草三十坪の秘密基地4.jpg



この展示品の中で一番の思い出の品は、ブリキ製の火薬鉄砲です。

確か、小学校2、3年生頃の運動会で、校内に商いに来ていた露天商から買ってもらい、昼休みに遊んだ記憶があります。

ゼンマイの様に丸められた赤い紙に、小さな火薬玉が点々と付けられたものを、鉄砲にセットして引き金を引くと火薬玉が破裂して音が出るという仕組みのおもちゃでした。



浅草三十坪の秘密基地5.jpg



今回のテーマの展示品数は、あまり多くはありませんでしたが、遠く懐かしい少年時代の記憶が蘇った一時でした。

受付のお姉さんに聞いたところ、“浅草知って紅団の街歩きリアル謎解きゲーム”の第三弾は、来年中には公開されるとのことでした。

待ち遠しいなぁ~。




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ぐるっとパスで博物館めぐり(古代オリエント博物館とアミューズ ミュージアム編) [いい日、旅立ち(博物館)]

平成26年10月10日(金)[晴れ]



今日は、「ぐるっとパス」というチケットを使い、博物館を2箇所観て回りました。


(古代オリエント博物館)


この博物館は、池袋のサンシャインシティ文化会館の7Fにあり、現在「アマゾン展」という特別展覧会が開催中です。



古代オリエント博物館1.jpg



ぐるっとパスを利用することで、常設展と特別展を無料(一般入館料800円)で観ることができました。


館内は撮影禁止なのですが、この円筒印象と粘土板だけは、どうしても撮りたいと思い“ドキドキ”しながら撮影をしてしまいました。


知る人ぞ知る“ニビルの謎”が、このシュメールの粘土板から紐解かれていき、楔形(くさびがた)文字の世界的権威である言語学者の「ゼカリア・シッチン」氏によって、太陽系第10番惑星「ニビル」には、人類を創造した異星人「アヌンナキ」が住んでいる、という結論に至ったのです。

信じるか信じないかは、貴方次第なのですが…



円筒印象1.jpg



円筒印象2.jpg



館内の展示品の大半は、アマゾンに暮らす「先住民インディオ」たちの文化を紹介しています。

それにしても、円筒印章や粘土板そして、楔形文字で書かれた展示品などを見ると、はるか昔の古代文明のことを想像してしまいます。

ミュージアムショップでは、高価な円筒印章と粘土板のセットが売っていましたが買うことができず、楔形文字の五十音表を買いました。

使える場面は、なさそうです…



古代オリエント博物館(お土産).jpg



一時間ほど見学をした後、早目の昼食を取り次の博物館がある浅草へ移動しました。



(アミューズミュージアム)


場所は、浅草寺の二天門前にあり、6階建ての博物館になっています。



AMUSE MUSEUM1.jpg



「布文化と浮世絵の美術館」というテーマで入館料が1,080円ですが、こちらも「ぐるっとパス」で無料入館ができました。

入館料に見合った感動は得られず、展示品にもこれと言った興味が湧きませんでした。



AMUSE MUSEUM2.jpg



6Fの屋上「浅草展望デッキ」から見た浅草寺境内の眺めです。



AMUSE MUSEUM3.jpg



ぐるっとパスは、使用開始日から二ヶ月間が有効期間となっています。

本日2箇所の入館料の合計金額は1,880円に相当するため、2,000円で購入したぐるっとパスは、ほぼ元が取れてしまいました。

この後は、雷門通りから浅草六区に移転をした「浅草三十坪の秘密基地」へ見学に行きました。

内容は、次のブログで紹介しています。





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思い出のマーニー(江戸東京博物館) [いい日、旅立ち(博物館)]

平成26年8月8日(金)[晴れ]



今日は、奥方様と二人で江戸東京博物館へスタジオジブリ最新作の「思い出のマーニー✕種田陽平展」へ行ってきました。



思い出のマーニー.JPG



アニメ映画の作品に登場する、“湿っ地屋敷”の立体模型を見たり、実写映画セットのような室内などに入ったりと作品の世界を体験することができました。

また、二十数人の画家が描かれた、たくさんのイラストがとても綺麗でした。

館内では写真撮影ができないため、思い出の記録ができないのが残念です。



湿っ地屋敷.JPG


思い出のマーニー2.JPG



湿っ地屋敷2.JPG



ショップには、マーニー以外のジブリ関連の商品もたくさんあり、あれもこれもと迷ってしまいました。



ショップ.JPG



今回は、「ぐるっとパス」というチケット(2,000円)も購入したので、こづかいの残りも厳しいです。



ぐるっとパス.JPG



夏休みが開けて涼しくなったら、「ぐるっとパス」を使って博物館めぐりの散策に行こうっと。



壁絵.JPG




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郵政博物館の見学(ソラマチ) [いい日、旅立ち(博物館)]

平成26年3月7日(金)[晴れ]



今日は、奥方と3月1日にオープンしたソラマチの「郵政博物館」へ見学に行きました。

見学の後は、プラネタリウムの「天空」で、「世界遺産 宇宙への祈り」を鑑賞しました。



今日は、天気は良いのですが、気温が低くかなり肌寒かったです。



ソラマチ.jpg


開館時間の前に4Fフロアーで面白いコーナーが二つあったのでちょっと見学。

春のスペシャルイベントとして開催されているようです。

詳しいイベントの情報や、今後のイベント予定は、こちらの公式サイトから。

http://www.tokyo-solamachi.jp/special/spring/event/

毎回行きたくなるような、イベントの内容です。



(かっぱえび家フェスティバル)


3月12日まで開催中です。



かっぱえび家フェスティバル.jpg



発売開始から、50年にもなるんだ~。



発売から50年.jpg



日本の各地域限定で、6種類の味のかっぱえびせんが販売中とのことです。



かっぱえびせん.jpg



北海道の“山わさび味”から、九州の“しょうゆ味”まで、どれも美味しそうですが中・四国限定の“柑橘ミックス味”というのを食べてみたいと思いました。


“かっぱえび家”というものもあり、父方は“かっぱ”の家系で、母方は“えび”の家系という設定だったんですね。



かっぱえび家.jpg



(戦国武将画展コーナー)



戦国歴史と塗り絵好きの自分にとっては、たまりません。


豪姫.jpg



豪姫(説明書き).jpg



黒田官兵衛


黒田官兵衛.jpg



真田幸村



真田幸村.jpg



水野勝成


こんなに凄い武士だったとは、知らなかった~。



水野勝成.jpg



水野勝成(説明書き).jpg



相馬義胤(そうま よしたね)


相馬義胤.jpg



佐竹義重・義宣(さたけよししげ・よしのぶ)



佐竹義重・義宣.jpg


イラストで見ると、どの武将もカッコいいですね。



(郵政博物館)


入館料は300円と安く、また、切手愛好家を含めて楽しく学べる博物館です。



郵政博物館.jpg



一番興味を惹かれたのは、切手約33万種を直接見ることができる引き出しパネルでした。

各国の珍しい切手をじっくりと鑑賞するには、半日の時間が必要かも。

こちらは、“ポケモン”切手が収蔵してある引き出しパネル。



ポケモン切手.jpg



そう言えば、随分前に姪っ子と甥っ子の顔写真でオリジナルのフレーム切手を作ってあげたことがあったっけ。

基本的には、色々な画像を切手にして使用することができるんです。


http://kitte-shop.post.japanpost.jp/what.html



珍しい切手



珍しい切手.jpg



数えきれないほどの切手をピースにして“ジグソーパズル”風にしあげた、モナリザの絵ですが、見事な作品です。



モナリザ(切手).jpg



神田須田町郵便局カウンター



神田須田町郵便局カウンター.jpg


自分が幼少の頃に見た郵便局もこの様な格子窓だったように記憶していますが…



“絵はがきクリエーター”といって、自分の顔写真をいくつかの下絵と合成して絵はがきが作成できます。



絵はがきクリエーター.jpg


出来上がりがあまりにも“ミスマッチ”なため、奥方に思いっきり笑われました。

また、機械の操作を教えてくれていた受付のお姉さんも“笑っていたよ”とのこと。

確かに~(-_-x)、両まゆが垂れすぎていて変~!


記念写真(なたろう).jpg


プラネタリウムの「世界遺産 宇宙への祈り」も、良かったです。

再度、「郵政博物館」に訪れて、じっくりと収蔵切手を見たいものです。

ソラマチのスペシャルイベントも、要チェックかも。






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江戸東京博物館 [いい日、旅立ち(博物館)]

平成26年2月1日(土)[晴れ]


今日も奥方と外出をしてきました。

行き先は、江戸東京博物館です。

現在、「大浮世絵展」の特別展が開催されていますが、今日は土曜日のためか凄い混雑ぶりでした。

展示品の撮影が一切できないため、ブログに展示内容の記録ができないのがとても残念です。



(両国駅)


駅で見かけたものですが、やはり相撲関連のものが多いです。



力士の手形.jpg



背比べ.jpg



力相撲.jpg



(江戸東京博物館)



江戸東京博物館.jpg



江戸東京博物館2.jpg


四爪錨(よつめいかり)


江戸東京博物館を建設する時に出土したものなんだそうです。



四爪錨.jpg



普通の錨に比べて確実に刃が食い込むように、この四爪錨が考案されたとか。



錨.jpg



展示室の外に販売用として展示されていた復刻版の錦絵です。

歌川広重が描いた『名所江戸百景 浅草金龍山』の復刻版で、お値段は、10,500円です。



浅草金龍山.jpg


同じく、「亀戸梅屋舗」



亀戸梅屋敷舗.jpg



そして、「大はしあたけの夕立」



大はしあたけの夕立.jpg



今回の特別展に関連した映像として、「東京の伝統工芸品 江戸木版画」というものが上映されていたので観ました。


絵師から受け取った下絵を彫師が版木に彫り、最後に摺師(すりし)が紙に版画を摺りこんでいくという一連の映像でしたが、これら三役の職人の技と使用する道具の凄さに見入ってしまいました。

版画を刷り込む「バレン」という道具がありますが、一つ作るための材料や、手間がこれまた凄いんです。



こういった、展示絵や映像を見るたびに絵を描きたいと思うのですが…

未だに塗り絵の域から抜けだせません。


喜多川歌麿が描いた、「当時全盛美人揃_丁子屋雛鶴(チョウジヤヒナツル)」という作品を塗り絵にしたものです。



120205丁子屋雛鶴(巻物).jpg



こちらが本物の画像です。



当時全盛美人揃_丁子屋雛鶴.jpg




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造幣東京博物館と工場見学 [いい日、旅立ち(博物館)]

平成26年1月31日(金)[晴れ]


今日は、奥方と造幣局へ工場見学に行ってきました。

造幣局の工場は豊島区の東池袋4丁目にあり、JR大塚駅から歩いて行きました。

平日のみの見学で、事前の申込が必要なことから気軽に行けないという不便さはありますが、普段では見れない貴重な貨幣や勲章、七宝製品といったもの等を説明を受けながら見て回り、また、工場内の見学を含めて楽しく学ぶことができました。



造兵東京博物館.jpg



(貨幣の製造工程)


円形(えんぎょう)と呼ばれる製造の過程で、さらに研磨や洗浄後、圧印をされて貨幣になっていきます。



円形.jpg



これは、百円硬貨の図案と原版ですが、想像以上に大きいんです。



百円硬貨の原版0.jpg



百円硬貨の原版.jpg


そして、一番左端が「完成極印」で、さきほどの円形(えんぎょう)に圧印されて、硬貨になるんですね。



百円硬貨の原版2.jpg



さて、この「完成極印」と原版の大きさが随分と違いますよね。

実は、「縮彫機」と呼ばれる機械に原版をセットして動かすと、他方に取り付けられた鋼材の表面が実物の貨幣と同じ大きさに縮小彫刻される、とのこと。

コピー機の、“縮小印刷”機能みたいなものなのかな。



百円硬貨原版の縮彫機.jpg



この工程で「完成極印」を作らないと、全く同じ極印を製作するのは、ほぼ不可能に近いとか。

また、明治時代には、この「縮彫機」がなかったので職人さんが手作りで一つ一つ彫っていたというから凄いですね。

う~ん、肩が凝りそう。



(記念貨幣)


昭和39年の東京オリンピック開催を記念に発行された記念硬貨から、現在では印刷技術が向上してカラフルな記念硬貨も数多く製造されています。



記念貨幣.jpg



(地方自治法施行60周年記念硬貨)



平成20年から年2回製造販売されている記念貨幣です。

1000円銀貨と500硬貨共に、造幣局へ申し込んで抽選で購入します。

なお、ケース入りでない500円硬貨のみ、発売日に銀行で直接購入できます。



地方自治法施行60周年記念硬貨.jpg



偽造防止として「異形斜めギザ」の技術が取り入れられているとのこと。



異形斜めギザ.jpg



帰宅して、早速、以前購入した五百円記念硬貨の“ギザ”を見てみると。



地方自治法施行60周年記念五百円硬貨(所有).jpg



お~、本当だ。一部分だけ“ギザ”の形が違っている~。



異形斜めギザ(確認画像).jpg



(プルーフ貨幣セット)


収集用として作られ、表面が鏡のように光沢のある貨幣のことです。

通常の貨幣とは異なり、表面を入念に磨き上げ、貨幣の模様を深く鮮明にするために極印(貨幣用の金型)を2回打ちするなど、特殊な技術を用いて製造しているとのことです。



プルーフ貨幣セット.jpg


なお、当たり前ですが、ケースを外して使用すると、666円の相当額になります。


(章牌[メダル])


貨幣や勲章の製造技術を維持・向上させるために、要望に応じてこの様なメダルも製造しているとのことです。



メダル.jpg


また、撮影が禁止されているコーナーには、勲章が展示されていました。

この様な勲章も造幣局で製造しているんです。



勲章.jpg



さらに、造幣局ではこの様な貴金属を扱うので、貴金属製品の製造業者や販売業者からの依頼で、“品位証明”というものを出しています。

いわゆる“お墨付き”というものですね。


品位証明を証明する打刻印は、通称「ホール・マーク」と呼ばれています。


造幣局を表す日本国旗の横に純度100%の数字が刻印されています。



ホールマーク1.jpg



こちらの指輪は、純度90%のPt(プラチナ)の品位であることを証明しています。



ホールマーク2.jpg



(東京オリンピック入賞メダル)



造幣局で製造したものだからこそ、品質が保証されるのですね。



東京オリンピック入賞メダル.jpg




(国民栄誉賞)


造幣局では、国民栄誉賞のプレートも製造していたんですね。



国民栄誉賞プレート.jpg



(七宝製品)


色鮮やかな七宝製のメダルです。

構内のショップコーナーで一般販売されていましたが、十数万円の値段でした。



七宝製品.jpg



(古銭)


和同開珎などの古銭も多数展示されていました。



古銭.jpg



こちらは、黄金色に輝く大判ですが、間近で見るとかなり大きいです。



大判.jpg



(竹流金)


右側のものは、戦国時代に軍資金として用いられていた竹流金(たけながしきん)と呼ばれるものですが、初めて目にしました。



竹流金.jpg



(陶貨幣)


第二次世界大戦の末期、貨幣を製造するための材料が乏しくなり、考えだされたのが粘土と長石を原料とする陶貨幣というお金です。



陶貨.jpg



昭和20年、京都市、瀬戸市、有田町の三箇所に工場を建設して、1500万枚の陶貨を製造しましたが、終戦とともに粉砕処分され、一枚も発行(流通)されなかったということです。


自分にとっては、驚きの新情報でした。



(金塊と銀塊)


重量が、15K314.0gで、時価66,845,610円の金塊です。

もう一方の銀塊は、金塊の約二倍の重量で31K599.2gありますが、値段は、金塊の約30分の1の2,192,984円です。

簡単に買える代物ではありませんが、“銀塊”安い!



金塊と銀塊.jpg



(幻の20円金貨)


何と、この20円金貨一枚のお値段は、一千万円です。



幻の金貨.jpg



(4本打圧印機)


昭和45年以降、大量に貨幣を製造する必要が生じ導入された機械なんだそうです。
現在は、改良型の「1本打圧印機」が活躍しているそうです。



圧印機.jpg




(工場見学)


工場内は、一切撮影が禁止されているため状況を記録できませんでしたが、「プルーフ貨幣」の製造工程を窓越しに見学しました。

ハイテクな機器や設備を想像していましたが、取り分け驚く様な機械を目にする場面はありませんでした。

しかし、出来上がった硬貨の品質は、世界のトップレベルなんです。

身近な硬貨でありながら、知らないことをたくさん学べた一日でした。



少女銀色.jpg






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深海(特別展) [いい日、旅立ち(博物館)]

平成25年10月4日(金) [曇り]


今日は、上野にある国立科学博物館で開催されている「深海」の特別展に行ってきました。

10月6日(日)までの開催ということで、平日にも関わらず混雑していました。



【 しんかい6500 】



実物大模型とその内部です。

2人のパイロットと1人の研究者の合計3人が乗船し、生き物たちの生態を調べるだけでなく、巨大地震が起こるメカニズムなどの調査も行っています。



しんかい6500.jpg



しんかい6500(内部).jpg



【支援母船 よこすか】



深海の調査に出るときは、この支援母船の「よこすか」に載せて出かけます。

研究室(ラボ)などもあり、「しんかい6500」の基地になっています。



支援母船 よこすか(全景).jpg



支援母船 よこすか.jpg



【深海探査機 ゆめいるか】


潜航深度は3000mで、いろいろな方向から何度もソナー(水中を伝播する音波)をあてて、海底の調査(海底資源探査)を行います。



探査機「ゆめいるか」.jpg



【深海生物追跡調査ロボットシステム「PICASSO (ピカソ)」】



深海での生物調査を目的として開発された小型の無人探査機です。


特に、水深約200m~1,000mの深海に棲息するプランクトンの食物連鎖を調べて海洋における炭素循環という研究に利用しているそうです。

ちなみに、「ピカソ(PICASSO)」は、“Plankton Investigatory Collaborating Autonomous Survey System Operon” の略称で、“プランクトンの研究…”を主にしています。



探査機「ピカソ」.jpg



【無人探査機「かいこう」】


水深10,000m級の遠隔操作無人探査機で、深海の映像や写真撮影、試料の採取などが主な役目の様です。

また、「かいこう」の支援母船は「かいれい」という専用の船に搭載されるとのことです。



【深海の生物】



全長約5mのダイオウイカ(標本)



ダイオウイカ.jpg



水深500~1,000メートルの海底で生活するラブカはサメの一種で、外見からウナギザメ(鰻鮫)と呼ばれ全長は2mに達するとのことです。



ラブカ(ウナギザメ).jpg



深海にすむ巨大な生物、イカ類最大級のダイオウイカを釣り上げてビデオ撮影に成功したのは、国立科学博物館の研究者である「窪寺恒己」さんとのこと。



ダイオウイカ(パロディコント・PR).jpg



深海=ダイオウイカ、というイメージで訪れた特別展ですが、これだけの大掛かりなシステムで小さなプランクトンを調査し、地球の活動を研究しているJAMSTEC(海洋開発研究機構 [ジャムステック])と、いうものが少し見えた様な気がします、。





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