玉川上水緑道ウォーキング(散策同好会) [散策同好会]
平成25年6月15日(土)
第32回目の「散策同好会」の活動記録です。
今日は心配していた天気も、一日もって無事散策ができました。
今回の散策コースは、西武新宿線の花小金井駅(9:00)をスタートして、西武拝島線の東大和市駅(15:10)までの約12.4kmをウォーキングしました。
1653年、江戸の飲料水供給のために造られた玉川上水という全長約43kmの水路があります。
現在この玉川上水の両脇の道は、「玉川上水緑道」として整備されています。
今回は、その内の「玉川上水コース」という区間を歩きました。
ウォーキングの軌跡と、参考にした「玉川上水コース」のガイドマップです。
①多摩湖自転車道
自転車道ということで、かなりの数の自転車が走っています。
花小金井駅から約2.6kmほど、この「多摩湖自転車道」を歩いていくと、石神井川と交差する場所に「眼鏡橋」という橋があります。
②江戸東京たてもの園
両国の江戸東京博物館の分館として、現地保存が難しい歴史的建造物を集めた野外博物館です。
・午砲
皇居内旧本丸跡に置かれ、正午を知らせる空砲(午砲)を発射していた大砲。
昭和4年(1929年)にサイレンに切り替わるまで使用されていたということです。
・いすゞTSD43型ボンネットバス
1968年式、元は航空自衛隊の使用車両で、現在の塗装は映画出演の際に変更されたものだそうです。
・三井八郎右衛門邸
昭和27年に港区西麻布に建てられた邸宅。
・伊達家の門
旧宇和島藩伊達家が大正時代に東京に建てた屋敷の表門で、総欅(けやき)造りです。
・都電7500形
新橋-虎ノ門-溜池-六本木-西麻布-渋谷駅の区間を走っていた様です。
・万世橋交番
神田の万世橋のたもとにあったもので、正式名称は、「須田町派出所」。
明治時代に建てたものの様で、はっきりとした年代は不明とのことです。
・下町中通り
昔の商屋・銭湯・居酒屋など下町の風情を楽しむことができます。
・大和屋本店(乾物屋)
店にならべられている品々は、全て作り物の食品サンプルです。
・鍵屋(居酒屋)
落ち着いて飲める、という感じの造りです。
・旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)
尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方を供養するために建てた霊屋です。
③小金井公園
国鉄C57形蒸気機関車186号機と国鉄スハフ32形客車2146というものが連結された状態で展示されています。
④玉川上水緑道
この様に開削された上水路が延々と続きます。
今回歩いた区間の玉川上水には、この様な木製の橋を含めて、25本の橋が架けられています。
大半は歩きやすい土道で、強い日差しも和らぐ緑道を自然の景色を眺めながら歩けます。
途中、鷹の台駅付近の中華屋で昼食を挟んで、午後から玉川上水緑道の散策を再開しました。
⑤こもれびの足湯
ごみ焼却炉の余熱を利用した足湯施設で、利用されたお湯は、排ガス冷却用水として再利用されるとのことです。
足湯の利用は無料で、ウォーキングで疲れた足を癒してくれます。
⑥じょうすいこばし
昭和61年8月、玉川上水の流れが復活したのをきっかけに清流を身近に眺められるようにと、この小橋が造られました。
こばしの近くには、「甦る水100選」の標札があります。
⑦赤レンガの遊歩道と赤松並木
西武拝島線に沿った遊歩道には、「けやき」や「かし」の木、そして樹齢60年以上の赤松の並木があります。
⑧東京都薬用植物園
昭和21年に開園された薬用植物園で、国内外の貴重な薬草や草木が約1,700種栽培されているとのこと。
東京ではここでしか見られない「けし」の花も観察できます。
この一区画だけが、監視カメラや鉄条網で厳重に管理されており、一目でケシ畑という感じがします。
大麻(たいま)の原料となるアサという薬草です。
この花や葉(大麻)には幻覚を引き起こす成分が含まれているのだそうです。
小平市平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)彫刻美術館と、ふれあい下水道館を見学する予定でしたが、時間の関係で見ることができませんでした。
今回も結構な距離を歩きました。
この緑道は、桜の開花時期にも良い場所なので、来年の春にまた歩きたいです。
第32回目の「散策同好会」の活動記録です。
今日は心配していた天気も、一日もって無事散策ができました。
今回の散策コースは、西武新宿線の花小金井駅(9:00)をスタートして、西武拝島線の東大和市駅(15:10)までの約12.4kmをウォーキングしました。
1653年、江戸の飲料水供給のために造られた玉川上水という全長約43kmの水路があります。
現在この玉川上水の両脇の道は、「玉川上水緑道」として整備されています。
今回は、その内の「玉川上水コース」という区間を歩きました。
ウォーキングの軌跡と、参考にした「玉川上水コース」のガイドマップです。
①多摩湖自転車道
自転車道ということで、かなりの数の自転車が走っています。
花小金井駅から約2.6kmほど、この「多摩湖自転車道」を歩いていくと、石神井川と交差する場所に「眼鏡橋」という橋があります。
②江戸東京たてもの園
両国の江戸東京博物館の分館として、現地保存が難しい歴史的建造物を集めた野外博物館です。
・午砲
皇居内旧本丸跡に置かれ、正午を知らせる空砲(午砲)を発射していた大砲。
昭和4年(1929年)にサイレンに切り替わるまで使用されていたということです。
・いすゞTSD43型ボンネットバス
1968年式、元は航空自衛隊の使用車両で、現在の塗装は映画出演の際に変更されたものだそうです。
・三井八郎右衛門邸
昭和27年に港区西麻布に建てられた邸宅。
・伊達家の門
旧宇和島藩伊達家が大正時代に東京に建てた屋敷の表門で、総欅(けやき)造りです。
・都電7500形
新橋-虎ノ門-溜池-六本木-西麻布-渋谷駅の区間を走っていた様です。
・万世橋交番
神田の万世橋のたもとにあったもので、正式名称は、「須田町派出所」。
明治時代に建てたものの様で、はっきりとした年代は不明とのことです。
・下町中通り
昔の商屋・銭湯・居酒屋など下町の風情を楽しむことができます。
・大和屋本店(乾物屋)
店にならべられている品々は、全て作り物の食品サンプルです。
・鍵屋(居酒屋)
落ち着いて飲める、という感じの造りです。
・旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)
尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方を供養するために建てた霊屋です。
③小金井公園
国鉄C57形蒸気機関車186号機と国鉄スハフ32形客車2146というものが連結された状態で展示されています。
④玉川上水緑道
この様に開削された上水路が延々と続きます。
今回歩いた区間の玉川上水には、この様な木製の橋を含めて、25本の橋が架けられています。
大半は歩きやすい土道で、強い日差しも和らぐ緑道を自然の景色を眺めながら歩けます。
途中、鷹の台駅付近の中華屋で昼食を挟んで、午後から玉川上水緑道の散策を再開しました。
⑤こもれびの足湯
ごみ焼却炉の余熱を利用した足湯施設で、利用されたお湯は、排ガス冷却用水として再利用されるとのことです。
足湯の利用は無料で、ウォーキングで疲れた足を癒してくれます。
⑥じょうすいこばし
昭和61年8月、玉川上水の流れが復活したのをきっかけに清流を身近に眺められるようにと、この小橋が造られました。
こばしの近くには、「甦る水100選」の標札があります。
⑦赤レンガの遊歩道と赤松並木
西武拝島線に沿った遊歩道には、「けやき」や「かし」の木、そして樹齢60年以上の赤松の並木があります。
⑧東京都薬用植物園
昭和21年に開園された薬用植物園で、国内外の貴重な薬草や草木が約1,700種栽培されているとのこと。
東京ではここでしか見られない「けし」の花も観察できます。
この一区画だけが、監視カメラや鉄条網で厳重に管理されており、一目でケシ畑という感じがします。
大麻(たいま)の原料となるアサという薬草です。
この花や葉(大麻)には幻覚を引き起こす成分が含まれているのだそうです。
小平市平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)彫刻美術館と、ふれあい下水道館を見学する予定でしたが、時間の関係で見ることができませんでした。
今回も結構な距離を歩きました。
この緑道は、桜の開花時期にも良い場所なので、来年の春にまた歩きたいです。
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