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時を超えて、セイコーミュージアム。 [いい日、旅立ち(ウォーキング)]

平成24年7月22日(日) [曇り] 


台東区東浅草周辺の散策を終了した後、墨田区東向島にある「セイコーミュージアム」を見学しました。


ミュージアムの建物には、時計の文字盤のオブジェが取り付けてあり、遠くからでも目立ちます。

入館料は無料で、時計の歴史を楽しく学ぶことができます。



セイコーミュージアム(建物).jpg



◆創業者 服部金太郎氏


“時計王”と言われた服部金太郎氏は、屈指の偉人だと感じました。

「すべて商人は、世間より一歩先に進む必要がある。ただし、ただ一歩だけでよい。何歩も先にすすみすぎると、世間とあまり離れて預言者に 近くなってしまう」

「急ぐな、休むな」
「向上心は何処までも持っていて、一歩一歩少しずつでも急がず休まずに働いていった方がよい」



服部金太郎氏.jpg




◆日時計


・赤道型(こま型)日時計

中国の清時代(1616~1912年)の物。



赤道型日時計.jpg


・垂直型日時計

イギリス製の壁掛け式。


垂直型日時計.jpg


◆振り子掛け時計


・月齢付振子掛時計(写真の向かって左端)

18世紀中期、オランダ製。

ダイヤルには月齢やカレンダー、アラームが付いている洗練された掛時計。


柱時計.jpg



◆鉄枠塔時計


1500年頃。重錘式、冠型脱進機、棒テンプ、時打ち等、1300年頃ヨーロッパで発明された機械式塔時計の機能を備えている。

見学の途中で、ちょうど時を知らせる鐘がなったので、動画に収めてみました。







◆珍しい腕時計(一部)



・セイコースプリングドライブ“space walk”

世界限定で100個という超レアモノです。
 
この時計は、2008年10月に史上6人目の民間人として宇宙に旅立ち、国際宇宙ステーションに12日間滞在したリチャード・ギャリオット氏のために作られた、ということです。

スペースウォークは、ギャリオット氏の国際宇宙ステーションでの滞在期間中、無重力の環境であるにもかかわらず、自動巻ウオッチとして機能し、手巻でぜんまいを巻上げる必要なく作動し続けました。

価格は、2,500,00円ですが、安いようにも感じてしまいます。



スプリングドライブ.jpg



・世界初 テレビ付ウォッチ


昭和57年製、価格は、108,000円。

コンパクト化には、まだまだ技術的に難しい時代だったんですね。



テレビ付ウオッチ.jpg



・リストコンピューター


腕時計と電卓が一体になったものです。

昭和59年製で、価格は54,800円。

どうなんでしょう。

ついでに、リストも強化されそうですね。


リストコンピューター.jpg



・カリキュレーター

製品名の通り、計算機能付きの腕時計です。

昭和52年製で価格は48,000円と、当時では、高価な商品の一つです。



カリキュレーター.jpg



・一つ一つが違った顔を持っている腕時計



腕時計.jpg



・腕時計の部品の全て


時計職人は、この多くの部品を組み立てて、一つの腕時計を完成させるんですね。

すごいです。



腕時計(部品の全て).jpg



◆スポーツ時計(一部)


・スリットビデオ

陸上競技大会において、世界記録を計ったスリットビデオです。

これ以外にも水泳用のタッチ板(タイムを測定する)や、東京オリンピックで使用したストップウォッチなどがありました。



ビデオカメラ.jpg



◆掛け時計、置き時計(近代)


掛け時計.jpg



たくさんの腕時計を見ていたら。。。


高校入学の時に親から買ってもらった腕時計。

もう今では、手元には無い。

あ~あ、とても懐かしいな~。




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