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両国エリアの散策 [いい日、旅立ち(ウォーキング)]

平成25年6月1日(土)[晴れ]



今日は予定をしていた『散策同好会』の順延に伴い、バックアッププランを実行しました。

行き先は、墨田区両国エリアの散策です。

まずは、JR錦糸町駅で電車を降りて、行程約6kmの散策を開始です。



(大横川親水公園)



梅雨入りしたとは思えない良いお天気です。

ここ、大横川親水公園は、遅めの「ツツジ」と、これからが旬の「あじさい」が見頃でした。



大横川親水公園(つつじ).jpg



大横川親水公園(つつじ2).jpg



大横川親水公園(あじさいとスカイツリー).jpg



大横川親水公園(あじさいと法恩寺).jpg



大横川親水公園(あじさい).jpg



(法恩寺)



太田道灌が江戸城を築く際に、丑寅(うしとら)の方角(北東)の鎮護所として、1458年に建てたお寺なんだそうです。

また、法恩寺は豊臣秀吉公や徳川家康公が立ち寄られ、鬼平犯科帳(池波正太郎著、文藝春秋)の舞台にも登場する由緒あるお寺なんだそうです。



法恩寺.jpg



(妙見山別院[みょうけんざんべついん]


勝海舟と縁があるお寺の様です。



妙見山別院.jpg



妙見山別院(勝海舟).jpg



(東京都慰霊堂と復興記念館)



関東大震災と世界第二次大戦の空襲を通じて最も被災者が多かった「本所区(現在の墨田区の南部)」に慰霊堂があります。



東京都慰霊堂.jpg



関東大震災の災禍で焼けた自動車の焼骸



復興記念館(自動車の焼骸).jpg



復興記念館に入り、約40分程たくさんの資料を目にしました。

関東大震災の悲劇は言葉では言い表せないほどの状況でした。

当時海外からたくさんの支援を受けた様です。

今、日本は身銭を切って海外援助をしていますが、その意義を強く感じます。






身近な浅草仲見世も、関東大震災でとても悲惨な状況だった様です。



復興記念館(浅草仲見世).jpg



でも、関東大震災の後に復興した東京は、戦争という人災でまた焼け野原になったんです。

無念な思いで被災された方々に合掌。





(徳川家康像)



江戸東京博物館の裏手にある散歩道には、徳川家康の像があります。



徳川家康像.jpg



(吉良邸跡)

本所松坂町公園にある吉良邸跡です。

何が正で何が悪なのか…、当事者の細かい遺恨は、よく解りません。



吉良邸跡.jpg



吉良上野介義央公



吉良上野介義央公.jpg



みしるし洗いの井戸



吉良邸跡(みしるし洗いの井戸).jpg



(中島伊勢住居跡)


吉良邸跡の直ぐ真向かいにあります。

「中島伊勢」という人は、江戸幕府御用達の鏡師(鏡づくりの工人)で、葛飾北斎の養父なんだそうです。

ですが、葛飾北斎にとって中島伊勢という人物は、実の父親(妾腹の子)の様です。

「葛飾北斎」いわく、母親である吉良家の家老「小林平八郎の娘」が嫁いだ先が、中島伊勢なんだそうです。


赤穂事件を含めて、複雑ですね。



中島伊勢住居跡.jpg



(飯澄稲荷[いいずみいなり])


「中島伊勢住居跡」と書かれている標札のすぐ隣が、飯澄稲荷になっています。

吉良家の屋敷は8,400㎡と、とても広大だったので、ここ「飯澄稲荷」も屋敷神だったのではないか、ということです。



中島伊勢住居跡(飯澄稲荷).jpg



(芥川龍之介文学碑)



碑文は、芥川龍之介の代表作である「杜子春」からです。

大金持ちや仙人になることが目標ではないと目覚めた「杜子春」

そして、「何になっても、人間らしい、正直な暮らしをするつもりです。」と、杜子春は悟りました。





『杜子春』は、小学生の時に読書感想文で書いた記憶があります。

この様に、生きたいと思っています。



芥川龍之介文学碑.jpg



(勝海舟生誕の地)



勝海舟は、今から190年前に現在の墨田区両国に生まれました。



勝海舟生誕の地.jpg


墨田区の両国エリアは、まだまだ見どころがたくさんあります。

機会を作って、次回にまた散策をしたいと考えています。





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ゆうくん

紫陽花とスカイツリーのコラボが素敵ですね、場所を探していたんで早速行ってみます。

by ゆうくん (2013-06-05 21:43) 

いっとく

ゆうくん さん、コメントありがとうございます。

紫陽花を撮影した大横川親水公園は、四季を通してとても良い公園です。
是非、散策を楽しんで下さい。

by いっとく (2013-06-06 08:02) 

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