いずれがアヤメかカキツバタ

平成21年5月31日
今日は、花菖蒲を見に水元公園へツーリングに行ってきました。

「菖蒲」という漢字は、「あやめ」または「しょうぶ」と、どちらで読んでも正解なのだそうです。
ちなみに、「しょうぶ」というサトイモ科で別の植物が存在しますが、一般的には、アヤメ科の「はなしょうぶ」も単に「しょうぶ」と呼んでいるようです。

いずれがアヤメかカキツバタ。

美女ばかり大勢いて見極めがつかない状態を表現した言葉です。
アヤメ、カキツバタ、ハナショウブは、互いによく似ていて見分けが難しいところからきているようです。
ちなみに、ホームページ上で紹介されていた見分け方としては、花びらの付け根の部分が黄色なのが「花菖蒲」、白なのが「かきつばた」、編み目のような模様なのが「あやめ」ということです。



さらに、花菖蒲（アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ）には下記の様な三大系統があるとのことです。


江戸系：江戸堀切に集められ発達した仲間。
　雨や風に強く、葉は剣を立てたようにすっきりと伸び、さわやかな印象。　爪咲き、玉咲きなど変わった花の形もあり、色彩豊富。
肥後系：熊本では鉢に咲かせ座敷に並べて鑑賞する流儀。
　全体に力強く堂々とした風格があり、華やかな雰囲気。　蕾から花開くまでの間に花の表情が変わっていくものもある。
伊勢系：伊勢松坂地方で独自に発達した仲間。
　花びらがおだやかに垂れ下がり、優美で繊細な風情。　色彩も淡くほのかなものが多く、花の表情が時間とともに微妙に移り変わるものもある。

水元公園の花菖蒲まつりは、6月5日～6月25日間で開催されます。

今回、初めて訪れた水元公園は、本当に広い公園です。
釣り、サイクリング、ジョギング、読書、散策、魚取り、ドッグラン、バーベキュー等々、さまざまに楽しめて自然にも触れ合える公園です。
また、行きたいです。