そんな簡単には撮れない“自然の美”(山中湖-ダイヤモンド富士と逆さ富士編) [散策同好会]
平成26年10月17日(金)~18日(土)
散策同好会による第46回目の活動記録です。
今年最大のビッグイベントとなる“ダイヤモンド富士見”でしたが、結果は雲に覆われて全く見ることができませんでした。
また、日の出時刻に見ようとした山中湖畔に映る“逆さ富士”も、濃い霧に遮られて見ることができませんでした。
このような中でも、高指山(たかざすやま)から明神山のハイキングで見れた富士山は、初冠雪のおまけ付きだったことが救いでした。
それでは、翌日の山中湖畔一周サイクリングも含めた、二日間の活動記録結果です。
(山中湖へのアプローチ)
7時40分に新宿高速バスターミナルを出発した高速バスは、交通渋滞に遭うこともなく定刻通り、10時5分頃に「平野バス停」に到着しました。
途中の車窓から見える富士山は、綺麗に初冠雪がかぶり、天気も申し分ありません。
(高指山~明神山~パノラマ台ハイキング)
高指山は標高1,174mの山ですが、平野バス停の標高が990mであるため高低差はそれほどありません。
しかし、頂上手前付近から急登になるため少し脚にきました。
“ススキ道”を通り抜けながら山頂に到着しました。
ここまでの所要時間は、55分と予定通りの行程で登りました。
眼下には、ススキ野原越しに山中湖が広がり、初冠雪の富士山の頭が雲の上に出ています
Tシャツ一枚でも良いくらいに気温と体温も上がっています。
夕刻の日の入りに見るダイヤモンド富士に、期待が高まります。
ここから、切通峠を超えて明神山への縦走となります。
明神山までの登山道はハイカーが少ないためか、あまり踏みつけられた跡もなく、全般的に歩きやすい状況です。
前回の金時山ハイキングから5ヶ月のブランクもあり、急登な箇所ではふくらはぎが痛くなり足取りも一気に遅くなります。
ヒ~ハ~しながらも、高指山から明神山まで予定通り1時間20分で到着しました。
山頂にある「山中湖諏訪神社」でお参りをして、風景を十分に堪能しました。
富士山の頂上付近には、登山道の跡がくっきりと見えます。
ノアザミ越しに見る富士山もいい感じです。
記念写真も撮り、ここで持参のおにぎりで昼食休憩。
昼食後は、背丈ほどもあるススキ野原を下りて、パノラマ台を目指します。
富士山を正面に、風に揺れるススキに触れながら歩いていく感触は格別な感じです。
ダイヤモンド富士のビューポイントである「パノラマ台」に到着しました。
時刻は13時20分で、ダイヤモンド富士が始まる16時22分までには、まだ3時間もあります。
しかし、既にたくさんの人が三脚を立てて撮影場所の確保に大賑わいです。
この地点から見れるダイヤモンド富士は年に2回(2月と10月)で、なおかつ2~3日の期間に限定されます。
否応なしにテンションが高まります。
一旦、宿屋にチェックインして身を軽くしてから出直すという行程であるため、宿屋を目指して30分ほど歩き始めました。
(ダイヤモンド富士見)
さてさて、先ほどのパノラマ台から見るダイヤモンド富士の開始時刻16時22分の状況ですが、頂上を遮る雲で全く見えません。
無情にも、富士山の裏に陽が沈んだ16時36分に雲がきれました。
身も心も寒い…、半泣きで送迎のタクシーに乗車して「平野屋旅館」に戻ったのです。
車中で、ダイヤモンド富士の愚痴を話したところ、タクシー運転手のお姉さん曰く、日の出時刻に山中湖畔から見る“逆さ富士”が絶景とのこと。
さらに、絶景ポイントは今夜泊まる「平野屋旅館」から歩いて、10分足らずとのことです。
最近撮したというスマホの画像には、絶景の逆さ富士が…、しかも赤紫がかった超レアの逆さ富士の画像を自慢されちゃいました。
これは、期待しちゃっていいですよね。運転手さん!
・
・
・
望みを明朝に託して、宴会(夕食)の始まり~。
シーズンオフで平日ということから、本日の旅館は「散策同好会」の3名による貸し切り状態です。
・
・
・
いや~、食べた、飲んだぁ。
部屋に戻って、飲み直した後は、早目に就寝。
・
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(二日目-日の出時刻の逆さ富士)
朝、5時起床。
体の芯から冷えます。簡単に身支度を整え5時20分に部屋を出ます。
寒い…冷える~…、ヘッドランプの光は濃い霧のため遠くまで届きません。
現地に到着すると数台の車が停まっており、一眼レフカメラと三脚を手にした人もいます。
話しを色々と聞いたところ、毎朝湖畔に映る逆さ富士を撮りに来ているとのことで、確信が持てましたが…。
“昨日の朝は良かったが、今朝は厳しいかな~”と、のことです。
日の出時刻を4分経過した5時56分の山中湖畔です。
深い霧で見えません。太陽も、富士山の形すら見えません。
辛抱強く待ちましたが、先ほど話しをした常連さんが撤収を始めました。
止む無く自分たちも撤収です。
うん、朝食後に、また来ればいいさ。
・
・
・
朝7時56分、先ほどの山中湖畔“逆さ富士”ビューポイントに立っています。
見えね~! \(`o'") コラーッ!
消えかかる霧の向こうには、大きな雲が富士山を覆っていました。
「白鳥の湖」かぁ~。
仕方ないですね、最後の望み、“山中湖畔一周サイクリング”の時に富士見を期待します。
(サイクリング)
平野屋旅館を後にして、「ふじっ湖号」でホテルマウント富士入口まで移動し、レンタサイクルを借りてサイクリングを開始。
花の都公園に行き、山中湖畔を一周走りました。
約2時間の走行で尻が痛かったのと、富士山が見れなかったという結果になりましたが、暑くもなくそれなりに景色を楽しめました。
この後、まったりと昼食+アルコールを過剰摂取して高速バスで新宿に帰りました。
帰りも高速バスは定刻通りに到着しました。
二日間の旅を振り返ると、最大の目的である「ダイヤモンド富士」が見れずとても残念でしたが、ハイキングで見た景色はとても綺麗で、旅館の接客や食事、タクシーの運転手を含めた人情味など総体的には良かったと思います。
そして、自然の“ちょうど良い瞬間”を捉える難しさを学びました。
機会があれば、もう一度挑戦してみたい二日間でした。
散策同好会による第46回目の活動記録です。
今年最大のビッグイベントとなる“ダイヤモンド富士見”でしたが、結果は雲に覆われて全く見ることができませんでした。
また、日の出時刻に見ようとした山中湖畔に映る“逆さ富士”も、濃い霧に遮られて見ることができませんでした。
このような中でも、高指山(たかざすやま)から明神山のハイキングで見れた富士山は、初冠雪のおまけ付きだったことが救いでした。
それでは、翌日の山中湖畔一周サイクリングも含めた、二日間の活動記録結果です。
(山中湖へのアプローチ)
7時40分に新宿高速バスターミナルを出発した高速バスは、交通渋滞に遭うこともなく定刻通り、10時5分頃に「平野バス停」に到着しました。
途中の車窓から見える富士山は、綺麗に初冠雪がかぶり、天気も申し分ありません。
(高指山~明神山~パノラマ台ハイキング)
高指山は標高1,174mの山ですが、平野バス停の標高が990mであるため高低差はそれほどありません。
しかし、頂上手前付近から急登になるため少し脚にきました。
“ススキ道”を通り抜けながら山頂に到着しました。
ここまでの所要時間は、55分と予定通りの行程で登りました。
眼下には、ススキ野原越しに山中湖が広がり、初冠雪の富士山の頭が雲の上に出ています
Tシャツ一枚でも良いくらいに気温と体温も上がっています。
夕刻の日の入りに見るダイヤモンド富士に、期待が高まります。
ここから、切通峠を超えて明神山への縦走となります。
明神山までの登山道はハイカーが少ないためか、あまり踏みつけられた跡もなく、全般的に歩きやすい状況です。
前回の金時山ハイキングから5ヶ月のブランクもあり、急登な箇所ではふくらはぎが痛くなり足取りも一気に遅くなります。
ヒ~ハ~しながらも、高指山から明神山まで予定通り1時間20分で到着しました。
山頂にある「山中湖諏訪神社」でお参りをして、風景を十分に堪能しました。
富士山の頂上付近には、登山道の跡がくっきりと見えます。
ノアザミ越しに見る富士山もいい感じです。
記念写真も撮り、ここで持参のおにぎりで昼食休憩。
昼食後は、背丈ほどもあるススキ野原を下りて、パノラマ台を目指します。
富士山を正面に、風に揺れるススキに触れながら歩いていく感触は格別な感じです。
ダイヤモンド富士のビューポイントである「パノラマ台」に到着しました。
時刻は13時20分で、ダイヤモンド富士が始まる16時22分までには、まだ3時間もあります。
しかし、既にたくさんの人が三脚を立てて撮影場所の確保に大賑わいです。
この地点から見れるダイヤモンド富士は年に2回(2月と10月)で、なおかつ2~3日の期間に限定されます。
否応なしにテンションが高まります。
一旦、宿屋にチェックインして身を軽くしてから出直すという行程であるため、宿屋を目指して30分ほど歩き始めました。
(ダイヤモンド富士見)
さてさて、先ほどのパノラマ台から見るダイヤモンド富士の開始時刻16時22分の状況ですが、頂上を遮る雲で全く見えません。
無情にも、富士山の裏に陽が沈んだ16時36分に雲がきれました。
身も心も寒い…、半泣きで送迎のタクシーに乗車して「平野屋旅館」に戻ったのです。
車中で、ダイヤモンド富士の愚痴を話したところ、タクシー運転手のお姉さん曰く、日の出時刻に山中湖畔から見る“逆さ富士”が絶景とのこと。
さらに、絶景ポイントは今夜泊まる「平野屋旅館」から歩いて、10分足らずとのことです。
最近撮したというスマホの画像には、絶景の逆さ富士が…、しかも赤紫がかった超レアの逆さ富士の画像を自慢されちゃいました。
これは、期待しちゃっていいですよね。運転手さん!
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望みを明朝に託して、宴会(夕食)の始まり~。
シーズンオフで平日ということから、本日の旅館は「散策同好会」の3名による貸し切り状態です。
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いや~、食べた、飲んだぁ。
部屋に戻って、飲み直した後は、早目に就寝。
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(二日目-日の出時刻の逆さ富士)
朝、5時起床。
体の芯から冷えます。簡単に身支度を整え5時20分に部屋を出ます。
寒い…冷える~…、ヘッドランプの光は濃い霧のため遠くまで届きません。
現地に到着すると数台の車が停まっており、一眼レフカメラと三脚を手にした人もいます。
話しを色々と聞いたところ、毎朝湖畔に映る逆さ富士を撮りに来ているとのことで、確信が持てましたが…。
“昨日の朝は良かったが、今朝は厳しいかな~”と、のことです。
日の出時刻を4分経過した5時56分の山中湖畔です。
深い霧で見えません。太陽も、富士山の形すら見えません。
辛抱強く待ちましたが、先ほど話しをした常連さんが撤収を始めました。
止む無く自分たちも撤収です。
うん、朝食後に、また来ればいいさ。
・
・
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朝7時56分、先ほどの山中湖畔“逆さ富士”ビューポイントに立っています。
見えね~! \(`o'") コラーッ!
消えかかる霧の向こうには、大きな雲が富士山を覆っていました。
「白鳥の湖」かぁ~。
仕方ないですね、最後の望み、“山中湖畔一周サイクリング”の時に富士見を期待します。
(サイクリング)
平野屋旅館を後にして、「ふじっ湖号」でホテルマウント富士入口まで移動し、レンタサイクルを借りてサイクリングを開始。
花の都公園に行き、山中湖畔を一周走りました。
約2時間の走行で尻が痛かったのと、富士山が見れなかったという結果になりましたが、暑くもなくそれなりに景色を楽しめました。
この後、まったりと昼食+アルコールを過剰摂取して高速バスで新宿に帰りました。
帰りも高速バスは定刻通りに到着しました。
二日間の旅を振り返ると、最大の目的である「ダイヤモンド富士」が見れずとても残念でしたが、ハイキングで見た景色はとても綺麗で、旅館の接客や食事、タクシーの運転手を含めた人情味など総体的には良かったと思います。
そして、自然の“ちょうど良い瞬間”を捉える難しさを学びました。
機会があれば、もう一度挑戦してみたい二日間でした。
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