“ぼくらのラジカセ大集合” [日常]
平成26年4月25日(金)
今日から浅草資料館「三十坪の秘密基地」で、新しい企画展が始まりました。
今回は、“ぼくらのラジカセ大集合”と題して、昔なつかしのラジカセが約100台展示されました。
自身を「家電蒐集家(しゅうしゅうか)」と名乗るデザインアンダーグランド代表の「松崎順一」さんという人が、日本中を駆け巡って集めたものだそうです。
懐かしいというよりも、“えっ!こんなラジカセがあったの”という驚きの感想でした。
秘密基地に入ると、ところ狭しとラジカセのカセットテープやたくさんのラジカセが展示されています。
AIWA TPR-101 <1968年(昭和43年)発売>
世界初のラジカセですが、発売当時は、ラジカセという名称ではなく、「ラジオ録音機」というラジオを録音して聞くための機器だったそうです。
また、ラジカセデザインの原形になったのもこの機種とのこと。
発売当時の価格は、25,900円と高価でした。
昭和43年の公務員の初任給は27,600円(東京都人事委員会)ということなので、いかに高かったかが解かります。
SONY CF-3800 (STEREO 3800)<1976年(昭和51年)発売>
随所に金属パーツ、クロームメッキが施され、当時のラジカセの中では、ひときわ高級感が漂う製品。
最大の特徴はサイドにも装着されたスピーカー。
これによりステレオ感は格段に向上した、とのこと。
National TR-512F (TRANSAM) <1977年頃(昭和52年頃)発売>
基本的に電池使用でアウトドアでテレビも見られるラジカセ。
VICTOR RC-525(Zoom Shooter) <1978年(昭和53年)発売>
ラジカセを使った“生録”が流行した1970年代。
マイクが伸びて本体から取り外して使用できる機能を搭載した製品です。
SANYO KBX-7 <発売年不明>
SANYOが80’年代に海外輸出向けに製作したラジカセで、最大の特徴は真上に乗ったキーボード。
キーボードは、カシオ製で今で言うコラボ製品。
SONY CFS-C7 (CHORD MACHINE) <1982年(昭和57年)発売>
ソニーが発売した音楽機能付きラジカセ。その名は、「コード・マシーン」。
リズムマシンを進化させたコード演奏・録音ができる画期的なラジカセなのだそうです。
National RX-F85 (New Cangaroo) <1983年(昭和58年)発売>
現代でいう「ipod-doc」の元祖のような仕様はカセット&チューナ部分が本体から脱着可能なこと。
これによりラジカセなのにウォークマンのような使い方が可能になった。
National RX-F333 (Love Coll) <1983年(昭和58年)発売>
世界で初、そして最後になったトリプルラジカセ。
トリプルの利点は、一度に2本のダビングが可能な点。
そのためだけの特殊機能のラジカセは、今となってはとても希少なラジカセになり、世界のラジカセファンの憧れの逸品と化している。
ナショナルが発売したということも、大変興味深いとのことです。
標準タイプのラジカセの中身。
1979年、SONYが発売した歴代のウォークマンと他のメーカーの製品。
MARANTZ UNIX CRS-5800 <発売年不詳>
レコードプレイヤー内臓のラジカセ。
良くぞこれだけのものを集めたものです。
要した費用もかなりのものかと思います。
身近に感じていた“ラジカセ”ですが、いつの間にか遠くて懐かしい存在になってしまっていたんですね。
8月31日(日)まで展示されています。
http://ufo.jp/
今日から浅草資料館「三十坪の秘密基地」で、新しい企画展が始まりました。
今回は、“ぼくらのラジカセ大集合”と題して、昔なつかしのラジカセが約100台展示されました。
自身を「家電蒐集家(しゅうしゅうか)」と名乗るデザインアンダーグランド代表の「松崎順一」さんという人が、日本中を駆け巡って集めたものだそうです。
懐かしいというよりも、“えっ!こんなラジカセがあったの”という驚きの感想でした。
秘密基地に入ると、ところ狭しとラジカセのカセットテープやたくさんのラジカセが展示されています。
AIWA TPR-101 <1968年(昭和43年)発売>
世界初のラジカセですが、発売当時は、ラジカセという名称ではなく、「ラジオ録音機」というラジオを録音して聞くための機器だったそうです。
また、ラジカセデザインの原形になったのもこの機種とのこと。
発売当時の価格は、25,900円と高価でした。
昭和43年の公務員の初任給は27,600円(東京都人事委員会)ということなので、いかに高かったかが解かります。
SONY CF-3800 (STEREO 3800)<1976年(昭和51年)発売>
随所に金属パーツ、クロームメッキが施され、当時のラジカセの中では、ひときわ高級感が漂う製品。
最大の特徴はサイドにも装着されたスピーカー。
これによりステレオ感は格段に向上した、とのこと。
National TR-512F (TRANSAM) <1977年頃(昭和52年頃)発売>
基本的に電池使用でアウトドアでテレビも見られるラジカセ。
VICTOR RC-525(Zoom Shooter) <1978年(昭和53年)発売>
ラジカセを使った“生録”が流行した1970年代。
マイクが伸びて本体から取り外して使用できる機能を搭載した製品です。
SANYO KBX-7 <発売年不明>
SANYOが80’年代に海外輸出向けに製作したラジカセで、最大の特徴は真上に乗ったキーボード。
キーボードは、カシオ製で今で言うコラボ製品。
SONY CFS-C7 (CHORD MACHINE) <1982年(昭和57年)発売>
ソニーが発売した音楽機能付きラジカセ。その名は、「コード・マシーン」。
リズムマシンを進化させたコード演奏・録音ができる画期的なラジカセなのだそうです。
National RX-F85 (New Cangaroo) <1983年(昭和58年)発売>
現代でいう「ipod-doc」の元祖のような仕様はカセット&チューナ部分が本体から脱着可能なこと。
これによりラジカセなのにウォークマンのような使い方が可能になった。
National RX-F333 (Love Coll) <1983年(昭和58年)発売>
世界で初、そして最後になったトリプルラジカセ。
トリプルの利点は、一度に2本のダビングが可能な点。
そのためだけの特殊機能のラジカセは、今となってはとても希少なラジカセになり、世界のラジカセファンの憧れの逸品と化している。
ナショナルが発売したということも、大変興味深いとのことです。
標準タイプのラジカセの中身。
1979年、SONYが発売した歴代のウォークマンと他のメーカーの製品。
MARANTZ UNIX CRS-5800 <発売年不詳>
レコードプレイヤー内臓のラジカセ。
良くぞこれだけのものを集めたものです。
要した費用もかなりのものかと思います。
身近に感じていた“ラジカセ”ですが、いつの間にか遠くて懐かしい存在になってしまっていたんですね。
8月31日(日)まで展示されています。
http://ufo.jp/
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