御前山(ごぜんやま)は、予想以上にきつかった。 [散策同好会]
平成25年9月13日(金) 時々
今日は、第34回目の散策同好会による御前山ハイキングの活動記録です。
御前山ハイキングに至った経緯は、同僚から毎年お誘いを受けている奥多摩氷川キャンプ場でのキャンプの参加に合わせて、実行することになりました。
【ハイキング編】
奥多摩駅を7時33分発のバスに乗車し、約10分ほど走った「境橋」バス停で降り、登山口へと向かいました。
バス停から舗装路を約40分ほど歩いて上って行くと、「御前山」の登山口に到着します。
登山口には、「クマが出現するので注意」と書いてありました。
また、御前山の山頂手前にある避難小屋のトイレは、スズメバチに占領されて使用不可とも書かれていました。
この注意看板の内容には、かなり引きます。
そして、いよいよ登山道に入っていきます。
ここから、栃寄ノ大滝(とちよりのおおたき)という場所までが全行程の約半分で、約1時間40分程沢沿いに登っていくコースになります。
登山道は、あまり整備がされておらず、自然のままの状態という感じです。
また、木製のさん橋をいくつか渡り歩く場所もありますが、岩場の道を含め濡れて滑りやすいため注意が必要です。
途中で、登山マップにも載っていない小さな滝を見ました。
さらに黙々と登山道を登っていきます。
途中、登山道の一部が崩れて迂回する様な場所があり、ちょっと迷う場面もありましたが、登山マップと持参したGPSレシーバーで現在位置を確認しあいながら進んでいきました。
行程のほぼ中間地点にある「栃寄ノ大滝」に到着しました。
覆い茂った草木で全景が見れなかったのが残念です。
この栃寄ノ大滝を通過して直ぐに、登山道から舗装路に出ます。
大きな石には、「体験の森」と書かれてあります。
ここで、少し休息を取った後、舗装路と並行する登山道へと入っていきます。
そしてこの後に続く、約1時間30分間に及ぶ登りの行程が、とてもきつかったのです。
写真を撮る余裕もなく、急登な場所では頻繁に休憩を取りながら登ろうとしますが、必ず一息する場所にスズメバチが現れて、追い立てられます。
身も心も休まらないまま、既にシャツは大量の汗で、びっしょりの状態です。
ようやく、頂上の手前にある避難小屋まできました。
少しの休息を取りながら、緊急の飲料水として湧き水をペットボトルに入れます。
この避難小屋には、水道管が引かれていないため、この湧き水はかなり重要なのかも知れません。
11時30分、予定より約30分遅れで頂上に到着しました。
御前山の頂上は、もともと眺望が悪い上に少しガスっていたため、写真もこの程度のものしか撮れませんでした。
ネットの紹介では、“この頂上から少し西側にいった位置から富士山が望める”と書いてありましたが、覆い茂った樹木とガスで見ることができませんでした。
元の頂上の位置に戻り、昼食休憩をすることにしました。
登ってくる途中と、頂上で会ったハイカーの総数は8名で、予想以上に少なかった様に思います。
平日だったということもありますが、自分たちが登ってきたコースを含めて、高低差がかなりあり“キツイ”山だからなのでしょうか。
昼食を済ませ同じ道を戻りましたが、途中で不覚にも石の上で足を滑らせて、思いっきり転倒してしまいました。
腕の所にできた軽い擦り傷一つで、事なきを得ました。
「栃寄ノ大滝」まで沢伝いに登ってきたルートはもっと滑りやすいと感じたため、「体験の森」と書かれていた場所からは、舗装路を延々と下って行きました。
この辺りから、膝の関節が痛み出してきました。
しかし、予め装着していた膝関節用のサポータとストックを杖代わりにすることで、何とかふもとまで下りることができました。
そして、最後に試練が待っていました。
「境橋」のバス停に1時間に1本のバスが見えた時には、猛ダッシュで70mを走りました。
10秒間、待っていてくれたバスの運転手さん、ありがとう。
ふぅ~、これでやっと奥多摩駅に戻れるんだぁ~。
結果して、「境橋」のバス停には、13時30分に到着する予定でしたが、14時19分となり50分の遅れでした。
また、当初のプランでは、この「境橋」バス停から、「奥多摩むかし道」というルートを通って奥多摩駅までウォーキングする予定でしたが時間の遅れと、このガラスの膝では、無理です。
と、いうことで、この後はキャンプ組と合流して、目が開いている限り飲むこととなります。
それにしても、同好会のメンバーの連れは、自分よりも年が上なのに、“うん、ちょっとももが痛いかな”、ですって。
鬼かぁ~!?
【キャンプ編】
ハイキングが終了し、14時40分にキャンプ場へ到着。
軽くシャワーを浴びて、さっそくご褒美のビールをゴチになりました。
今回も色々と贅沢なつまみが、調理されて出てきます。
記憶しているだけでもその品数は十数品です。
ちょっとした“炉端焼きの居酒屋さん”にも負けないぐらいの味とメニューです。
しかし、毎回これといったお手伝いをしないで、飲むだけの散策同好会のメンバーで、申し訳ありませんでした。
そして、連れの鬼は、夜の22時まで若手と飲んでいたそうです。
自分は、18時頃?に就寝。
・
・
・
ぎゃ~、ムカデに噛まれたぁ!
うとうと…。
・
・
・
翌朝、膝関節の痛みを少し感じながら、氷川キャンプ場前の河原(多摩川)を歩きました。
吊り橋の奥に見える山が、5月に縦走した御岳山(みたけさん)と、さらに右側の建物の右上に少し頭だけ見えるの大岳山(おおたけさん)です。
大岳山は、標高1266.5mの山です。
今回の御前山は、さらに140m高い、1405mです。
う~ん、良くぞ登ったという達成感を感じた朝でした。
今回のハイキングで得たものは、高低差1000mの登山記録更新と、今月下旬に登る至仏山(尾瀬)への自信でした。
朝食後に温泉組と別れた自分は、おみやげ屋さんでおみやげを買い、電車の中でうたた寝をしながら、帰宅しました。
最後に、キャンプのお誘いありがとうございました。
今日は、第34回目の散策同好会による御前山ハイキングの活動記録です。
御前山ハイキングに至った経緯は、同僚から毎年お誘いを受けている奥多摩氷川キャンプ場でのキャンプの参加に合わせて、実行することになりました。
【ハイキング編】
奥多摩駅を7時33分発のバスに乗車し、約10分ほど走った「境橋」バス停で降り、登山口へと向かいました。
バス停から舗装路を約40分ほど歩いて上って行くと、「御前山」の登山口に到着します。
登山口には、「クマが出現するので注意」と書いてありました。
また、御前山の山頂手前にある避難小屋のトイレは、スズメバチに占領されて使用不可とも書かれていました。
この注意看板の内容には、かなり引きます。
そして、いよいよ登山道に入っていきます。
ここから、栃寄ノ大滝(とちよりのおおたき)という場所までが全行程の約半分で、約1時間40分程沢沿いに登っていくコースになります。
登山道は、あまり整備がされておらず、自然のままの状態という感じです。
また、木製のさん橋をいくつか渡り歩く場所もありますが、岩場の道を含め濡れて滑りやすいため注意が必要です。
途中で、登山マップにも載っていない小さな滝を見ました。
さらに黙々と登山道を登っていきます。
途中、登山道の一部が崩れて迂回する様な場所があり、ちょっと迷う場面もありましたが、登山マップと持参したGPSレシーバーで現在位置を確認しあいながら進んでいきました。
行程のほぼ中間地点にある「栃寄ノ大滝」に到着しました。
覆い茂った草木で全景が見れなかったのが残念です。
この栃寄ノ大滝を通過して直ぐに、登山道から舗装路に出ます。
大きな石には、「体験の森」と書かれてあります。
ここで、少し休息を取った後、舗装路と並行する登山道へと入っていきます。
そしてこの後に続く、約1時間30分間に及ぶ登りの行程が、とてもきつかったのです。
写真を撮る余裕もなく、急登な場所では頻繁に休憩を取りながら登ろうとしますが、必ず一息する場所にスズメバチが現れて、追い立てられます。
身も心も休まらないまま、既にシャツは大量の汗で、びっしょりの状態です。
ようやく、頂上の手前にある避難小屋まできました。
少しの休息を取りながら、緊急の飲料水として湧き水をペットボトルに入れます。
この避難小屋には、水道管が引かれていないため、この湧き水はかなり重要なのかも知れません。
11時30分、予定より約30分遅れで頂上に到着しました。
御前山の頂上は、もともと眺望が悪い上に少しガスっていたため、写真もこの程度のものしか撮れませんでした。
ネットの紹介では、“この頂上から少し西側にいった位置から富士山が望める”と書いてありましたが、覆い茂った樹木とガスで見ることができませんでした。
元の頂上の位置に戻り、昼食休憩をすることにしました。
登ってくる途中と、頂上で会ったハイカーの総数は8名で、予想以上に少なかった様に思います。
平日だったということもありますが、自分たちが登ってきたコースを含めて、高低差がかなりあり“キツイ”山だからなのでしょうか。
昼食を済ませ同じ道を戻りましたが、途中で不覚にも石の上で足を滑らせて、思いっきり転倒してしまいました。
腕の所にできた軽い擦り傷一つで、事なきを得ました。
「栃寄ノ大滝」まで沢伝いに登ってきたルートはもっと滑りやすいと感じたため、「体験の森」と書かれていた場所からは、舗装路を延々と下って行きました。
この辺りから、膝の関節が痛み出してきました。
しかし、予め装着していた膝関節用のサポータとストックを杖代わりにすることで、何とかふもとまで下りることができました。
そして、最後に試練が待っていました。
「境橋」のバス停に1時間に1本のバスが見えた時には、猛ダッシュで70mを走りました。
10秒間、待っていてくれたバスの運転手さん、ありがとう。
ふぅ~、これでやっと奥多摩駅に戻れるんだぁ~。
結果して、「境橋」のバス停には、13時30分に到着する予定でしたが、14時19分となり50分の遅れでした。
また、当初のプランでは、この「境橋」バス停から、「奥多摩むかし道」というルートを通って奥多摩駅までウォーキングする予定でしたが時間の遅れと、このガラスの膝では、無理です。
と、いうことで、この後はキャンプ組と合流して、目が開いている限り飲むこととなります。
それにしても、同好会のメンバーの連れは、自分よりも年が上なのに、“うん、ちょっとももが痛いかな”、ですって。
鬼かぁ~!?
【キャンプ編】
ハイキングが終了し、14時40分にキャンプ場へ到着。
軽くシャワーを浴びて、さっそくご褒美のビールをゴチになりました。
今回も色々と贅沢なつまみが、調理されて出てきます。
記憶しているだけでもその品数は十数品です。
ちょっとした“炉端焼きの居酒屋さん”にも負けないぐらいの味とメニューです。
しかし、毎回これといったお手伝いをしないで、飲むだけの散策同好会のメンバーで、申し訳ありませんでした。
そして、連れの鬼は、夜の22時まで若手と飲んでいたそうです。
自分は、18時頃?に就寝。
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ぎゃ~、ムカデに噛まれたぁ!
うとうと…。
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翌朝、膝関節の痛みを少し感じながら、氷川キャンプ場前の河原(多摩川)を歩きました。
吊り橋の奥に見える山が、5月に縦走した御岳山(みたけさん)と、さらに右側の建物の右上に少し頭だけ見えるの大岳山(おおたけさん)です。
大岳山は、標高1266.5mの山です。
今回の御前山は、さらに140m高い、1405mです。
う~ん、良くぞ登ったという達成感を感じた朝でした。
今回のハイキングで得たものは、高低差1000mの登山記録更新と、今月下旬に登る至仏山(尾瀬)への自信でした。
朝食後に温泉組と別れた自分は、おみやげ屋さんでおみやげを買い、電車の中でうたた寝をしながら、帰宅しました。
最後に、キャンプのお誘いありがとうございました。
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