ipod touchによるGPSの検証結果について(最終報告) [日常]
平成25年5月19日(日)
昨日のハイキングで検証した「ipod touchによるGPSの使用」についての報告です。
1.使用環境について
(1)ハード面
・ipod touch:第4世代 64GB
・Bluetooth GPS Receiver:Dual XGPS 150(日本特別仕様版)(12,800円)
・外付け インテリジェント バッテリー充電器 7800mAh大容量(2,980円)
(2)ソフト面
・Dual GPS Status Tool (フリーソフト)
・登山アプリ-DIY GPS(450円)
・山と高原地図-奥多摩(450円)
日頃愛用の散策グッズです。
中央の赤い円盤状のものが、「Dual XGPS 150」というGPSレシーバーです。
2.使用上の留意点について
ハード面の初期設定は、添付されている説明書や公式のホームページ上に公開されていますので、簡単に行えます。
また、フリーソフトの「Dual GPS Status Tool 」は、GPSレシーバーの使用に際して接続状態、GPSの捕捉状況などを確認する面から、インストールすることをお薦めします。
さて、最も注意する点は、ipod touchとitunesを同期させた後、GPSレシーバーが正常に動作しない(GPSの捕捉データをipod touchに送信できない)という点です。
ipod touchのOSをアップデートしたりitunesと同期させると、アプリに位置情報が反映されなくなってしまうのです。
なお、下記アドレス(XGPS150のサポートサイト)は、、これらの対策方法が記載されています。
http://catalyst.wac-jp.com/xgps150/support.html#faq3
itunesと同期させた後は、毎回このサポート情報に記載されている方法で、「位置情報サービスのリセット」を行う必要があります。
3.検証結果について
今までのハイキングやウォーキングにおいては、上述の問題点が解決されていなかったため使用に不具合が生じていましたが、今回、全ての問題点が解決して良好な結果が得られました。
また、地図ソフトの「山と高原地図」については、ipod touchの画面上でも見やすくGPSの位置精度も高いため、現在位置を正確に知ることができます。
「綾広の滝」を過ぎた東屋で、現在位置を確認。
大岳山頂上で、現在位置を確認。
「Dual GPS Status Tool 」では、高度の情報もあり、1,266.5mの標高値に対して、GPSの計測値は、1,264mと2.5mの誤差でした。
なお、高度の下に表示されている時刻は、現在時刻に合っておらず、設定の修正は出来ない様です。
ちなみに、「山と高原地図」の「高尾山」版は、無料でダウンロードの試用が可能です。
バッテリー消費の節約面から、ipod touchについては、現在位置を確認後に電源をOFFにするという操作方法を繰り返すことで、問題なく使用できました。
ipod touchには、電子コンパスが内蔵されていないため、方位を知ることができません。
ですので、アナログ式の方位コンパスの携帯と、方位の精査は必要です。
「カシミール地図」の取り込みによる検証結果も良好でした。
「登山アプリ-DIY GPS」の関連情報サイトは、こちらから。
http://diygps.net/
「綾広の滝」を過ぎた東屋で、現在位置を確認。
大岳山頂上で、現在位置を確認。
こちらの地図は、「山と高原地図」の様に細かい情報はありませんが、事前に歩くルートを着色しておくことで、現在位置と予定ルートの確認が可能となります。
4.最後に。
ハイキングで使用する場合は、バッテリー切れや機器の不具合などが考えられますので、紙ベースのマップとコンパスは持参しましょう。
市街地を歩く場合の利用(Map Fan for iphoneとの併用)については、ルート案内の機能が使えない。
電子コンパスが内蔵されていないため、ヘディングアップ機能は“ふらつき”が多くて使えない。
等々、いくつかの課題がありますが、色々と検討しながら使っていく予定です。
昨日のハイキングで検証した「ipod touchによるGPSの使用」についての報告です。
1.使用環境について
(1)ハード面
・ipod touch:第4世代 64GB
・Bluetooth GPS Receiver:Dual XGPS 150(日本特別仕様版)(12,800円)
・外付け インテリジェント バッテリー充電器 7800mAh大容量(2,980円)
(2)ソフト面
・Dual GPS Status Tool (フリーソフト)
・登山アプリ-DIY GPS(450円)
・山と高原地図-奥多摩(450円)
日頃愛用の散策グッズです。
中央の赤い円盤状のものが、「Dual XGPS 150」というGPSレシーバーです。
2.使用上の留意点について
ハード面の初期設定は、添付されている説明書や公式のホームページ上に公開されていますので、簡単に行えます。
また、フリーソフトの「Dual GPS Status Tool 」は、GPSレシーバーの使用に際して接続状態、GPSの捕捉状況などを確認する面から、インストールすることをお薦めします。
さて、最も注意する点は、ipod touchとitunesを同期させた後、GPSレシーバーが正常に動作しない(GPSの捕捉データをipod touchに送信できない)という点です。
ipod touchのOSをアップデートしたりitunesと同期させると、アプリに位置情報が反映されなくなってしまうのです。
なお、下記アドレス(XGPS150のサポートサイト)は、、これらの対策方法が記載されています。
http://catalyst.wac-jp.com/xgps150/support.html#faq3
itunesと同期させた後は、毎回このサポート情報に記載されている方法で、「位置情報サービスのリセット」を行う必要があります。
3.検証結果について
今までのハイキングやウォーキングにおいては、上述の問題点が解決されていなかったため使用に不具合が生じていましたが、今回、全ての問題点が解決して良好な結果が得られました。
また、地図ソフトの「山と高原地図」については、ipod touchの画面上でも見やすくGPSの位置精度も高いため、現在位置を正確に知ることができます。
「綾広の滝」を過ぎた東屋で、現在位置を確認。
大岳山頂上で、現在位置を確認。
「Dual GPS Status Tool 」では、高度の情報もあり、1,266.5mの標高値に対して、GPSの計測値は、1,264mと2.5mの誤差でした。
なお、高度の下に表示されている時刻は、現在時刻に合っておらず、設定の修正は出来ない様です。
ちなみに、「山と高原地図」の「高尾山」版は、無料でダウンロードの試用が可能です。
バッテリー消費の節約面から、ipod touchについては、現在位置を確認後に電源をOFFにするという操作方法を繰り返すことで、問題なく使用できました。
ipod touchには、電子コンパスが内蔵されていないため、方位を知ることができません。
ですので、アナログ式の方位コンパスの携帯と、方位の精査は必要です。
「カシミール地図」の取り込みによる検証結果も良好でした。
「登山アプリ-DIY GPS」の関連情報サイトは、こちらから。
http://diygps.net/
「綾広の滝」を過ぎた東屋で、現在位置を確認。
大岳山頂上で、現在位置を確認。
こちらの地図は、「山と高原地図」の様に細かい情報はありませんが、事前に歩くルートを着色しておくことで、現在位置と予定ルートの確認が可能となります。
4.最後に。
ハイキングで使用する場合は、バッテリー切れや機器の不具合などが考えられますので、紙ベースのマップとコンパスは持参しましょう。
市街地を歩く場合の利用(Map Fan for iphoneとの併用)については、ルート案内の機能が使えない。
電子コンパスが内蔵されていないため、ヘディングアップ機能は“ふらつき”が多くて使えない。
等々、いくつかの課題がありますが、色々と検討しながら使っていく予定です。
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