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高尾山“幻の巡拝修行” [散策同好会]

平成25年3月16日(土) [晴れ]


散策同好会、第28回目の活動記録です。


今日は、今年初めてのハイキングで高尾山に登ってきました。

今回は、“幻の巡拝修行”と言われている高尾山内の八十八大師めぐりを行ってきました。

八十八大師めぐりの由来は、四国霊場八十八ヵ所を巡拝して持ち帰った霊場の土を高尾山内の各所に納め、弘法大師像を建立したところから始まります。

詳細は、案内板の通りです。



八十八大師めぐりの案内.jpg



また、この大師像は、案内図の様に、かなり分散しています。

全八十八体の大師像を巡拝するには、一度下山して再度登ることになります。



案内図.jpg



今回は、蛇滝から旧甲州街道の間にある七体を除き、計八十一の大師像といくつかの番外大師像を巡拝しました。


巡拝ルートは、高尾山不動院→琵琶滝(6号路および琵琶滝コース)→蛇滝(蛇滝コース)→薬王院(1号路)→山頂→金比羅台(1号路)と、いう様に縦横に歩きました。



高尾山巡拝修行.jpg



不動院、琵琶滝そして、蛇滝で、巡拝の印をいただき、薬王院の護摩受付所に提出すると、巡礼之証がいただけます。

また、三つの朱印の隣には「高尾山薬王院」の朱印が押され、巡拝日も墨書きされます。



結願、巡拝証.jpg



不動院


ここの受付所で、八十八大師巡拝案内図を購入します。(100円)



不動院.jpg



ケーブルカー乗り場の「清滝駅」付近にある大師像と清滝です。

一体づつ、一円玉のお賽銭をあげて巡拝をしていきます。



八十八大師めぐり.jpg



清滝.jpg


この様な番外の大師像が、巡拝のルート上に八体建立されています。



岩屋大師.jpg

琵琶滝

この琵琶滝にある管理事務所で朱印をいただき、上級者コースとなる「琵琶滝コース」を通り、二本松という箇所で8体の大師像を巡拝します。

巡拝後、さらに登り続けると「十一丁目茶屋」の脇に出ます。



琵琶滝.jpg


琵琶滝コースの一部

写真では判りにくいのですが、他のコースに比べて勾配がきついです。



琵琶滝コース.jpg



蛇滝

この蛇滝も上級者コースで、今回の巡拝ルートの場合一旦下りて、朱印をいただいた後、再度登ってくることになります。



蛇滝.jpg



男坂という108の石段を上った右側に、仏舎利塔と22体の大師像があります。



仏舎利塔.jpg



頂上では、うっすらと富士山を眺めることができました。



高尾山頂上より.jpg



本日最後の巡拝箇所は、金比羅台にある大師像です。

第八十番(国分寺)札所の像ですが、他の像とは、かぶっている毛糸の帽子の色が違っていました。



第八十番(国分寺).jpg



同じく、金比羅台で見かけた梅の花と眺め



梅(金比羅台).jpg



金比羅台からの眺め.jpg



今回の巡拝では、新たな二つのルート(琵琶滝・蛇滝コース)を歩くことができました。

また、「蛇滝」という滝も初めて見ることができました。

そして、御朱印よりも重みのある「高尾山八十八大師巡拝之証」を授かることもできました。


良い修行だったように思います。






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