東京十社巡り(神田明神)と歴史・博物館巡り [いい日、旅立ち(寺社巡り)]
平成24年5月26日(土)
今日は、東京十社巡りを兼ねて、御茶ノ水から本郷、そして、飯田橋方面へと散策をしてきました。
まず最初は、JR御茶ノ水駅から歩いて5分ほどの所にある、東京十社巡りの一つである「神田明神(神田神社)」を参拝しました。
その後、「水道歴史館」、そして、「印刷博物館」へと行きました。
【今日の散策ルート】
【神田神社(神田明神)】
御社殿(御本殿)
随神門[ずいしんもん]
随神門とは、“神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ御門の神をまつる門”だそうです。
神社やお寺に関するものは、かなり難しいものが多いです。
本殿で参拝をして、御朱印と東京十社巡りの絵馬を頂いた後は、境内の散策です。
銭形平次と、がらっ八の碑
銭形平次とは、神田明神下に住む岡っ引(おかっぴき)で、その子分の八五郎(通称:ガラッ八)とコンビを組んで、悪人を捕まえるという小説に登場する架空の人物です。
昭和の中期頃には、実写版としてTV放映もされていました。
主なストーリーは、難解な事件を鮮やかに紐解き、終盤で「葵の印籠」ならぬ“寛永通宝(かんえいつうほう)”という、江戸時代の硬貨を悪人目掛けて投げつける。
すると、あ~ら不思議。“寛永通宝”が悪人の秘孔を突き、動けない悪人は御用となり、メデタシメデタシとなる訳です。
ところで、“寛永通宝”というお金は、現代では、1枚25円ぐらいだそうです。
説明書き
銭形平次の碑
子分の八五郎の碑
えびす様
「石獅子」という、石像もありました。
【水道歴史館】
文京区本郷二丁目にある水道歴史館は、江戸から現代までの東京における水道に関する歴史が学べる場所です。
入館は無料です。
また、音声のガイダンスも無料で借りられ、約1時間程度見学ができます。
江戸時代の水道管は、木樋(もくひ)と呼ばれる木製の管(四角形)が、埋められていました。
木樋の配管状況の復元です。
江戸時代の木樋に対して、現代では管の種類も鋳鉄管に変わってきました。
玉川上水を整備した「玉川兄弟」の石像と、「ものがたり」(映像)の一場面です。
江戸の町は、繁栄に伴って水不足となり、上水を整備するため、玉川兄弟が立ち上がりました。
偉業を達成し、この上水は後に、「玉川上水」という呼び名になリます。
二度の大きな苦難に会い、私財を投げ売ってまで完成させたという「玉川上水」です。
熱い内容の物語でした。
・・・しかし、その事業は、幕府(お上)の命によるものです。
庶民の生活は便利になったものの、庶民は、水道の使用料をしっかりと払わされていたんです。
微妙な感想です。
いつの時代でも、便利さ=コストなんですね。
汐留地区の開発工事で発掘された、伊達家屋敷跡の木樋(もくひ)写真です。
明治・大正・昭和時代における家庭での水の使われ方
・明治
・大正
・昭和
現在でも水道管の漏水が大きな課題です。
“漏水発見器”というものが、色々と改良されているようです。
水道歴史館の館外には、「区立本郷給水所公苑」という公苑があります。
旬が終えそうなバラの花と、黄菖蒲(きしょうぶ)が綺麗に咲いていました。
家族連れも多く来ており、よさそうな公苑です。
【印刷博物館】
文京区水道一丁目の「トッパン小石川ビル」というところにある、印刷博物館です。
印刷技術に関する展示物の見学と、VRシアター「ナスカの地上絵」を鑑賞してきました。
館内は撮影禁止のため、写真でお伝えすることができませんが、普段の生活では何気なく見過ごしている“印刷”について、掘り下げて学べるところです。
入館料は300円と安く、1時間30分ほど、有意義に過ごせました。
【神田神社の御朱印と絵馬】
今回訪れた場所は全て初めてですが、訪れてみて「へぇ~」って感じたものが多かったです。
散策って、毎回そんな感じですね。
今日は、東京十社巡りを兼ねて、御茶ノ水から本郷、そして、飯田橋方面へと散策をしてきました。
まず最初は、JR御茶ノ水駅から歩いて5分ほどの所にある、東京十社巡りの一つである「神田明神(神田神社)」を参拝しました。
その後、「水道歴史館」、そして、「印刷博物館」へと行きました。
【今日の散策ルート】
【神田神社(神田明神)】
御社殿(御本殿)
随神門[ずいしんもん]
随神門とは、“神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ御門の神をまつる門”だそうです。
神社やお寺に関するものは、かなり難しいものが多いです。
本殿で参拝をして、御朱印と東京十社巡りの絵馬を頂いた後は、境内の散策です。
銭形平次と、がらっ八の碑
銭形平次とは、神田明神下に住む岡っ引(おかっぴき)で、その子分の八五郎(通称:ガラッ八)とコンビを組んで、悪人を捕まえるという小説に登場する架空の人物です。
昭和の中期頃には、実写版としてTV放映もされていました。
主なストーリーは、難解な事件を鮮やかに紐解き、終盤で「葵の印籠」ならぬ“寛永通宝(かんえいつうほう)”という、江戸時代の硬貨を悪人目掛けて投げつける。
すると、あ~ら不思議。“寛永通宝”が悪人の秘孔を突き、動けない悪人は御用となり、メデタシメデタシとなる訳です。
ところで、“寛永通宝”というお金は、現代では、1枚25円ぐらいだそうです。
説明書き
銭形平次の碑
子分の八五郎の碑
えびす様
「石獅子」という、石像もありました。
【水道歴史館】
文京区本郷二丁目にある水道歴史館は、江戸から現代までの東京における水道に関する歴史が学べる場所です。
入館は無料です。
また、音声のガイダンスも無料で借りられ、約1時間程度見学ができます。
江戸時代の水道管は、木樋(もくひ)と呼ばれる木製の管(四角形)が、埋められていました。
木樋の配管状況の復元です。
江戸時代の木樋に対して、現代では管の種類も鋳鉄管に変わってきました。
玉川上水を整備した「玉川兄弟」の石像と、「ものがたり」(映像)の一場面です。
江戸の町は、繁栄に伴って水不足となり、上水を整備するため、玉川兄弟が立ち上がりました。
偉業を達成し、この上水は後に、「玉川上水」という呼び名になリます。
二度の大きな苦難に会い、私財を投げ売ってまで完成させたという「玉川上水」です。
熱い内容の物語でした。
・・・しかし、その事業は、幕府(お上)の命によるものです。
庶民の生活は便利になったものの、庶民は、水道の使用料をしっかりと払わされていたんです。
微妙な感想です。
いつの時代でも、便利さ=コストなんですね。
汐留地区の開発工事で発掘された、伊達家屋敷跡の木樋(もくひ)写真です。
明治・大正・昭和時代における家庭での水の使われ方
・明治
・大正
・昭和
現在でも水道管の漏水が大きな課題です。
“漏水発見器”というものが、色々と改良されているようです。
水道歴史館の館外には、「区立本郷給水所公苑」という公苑があります。
旬が終えそうなバラの花と、黄菖蒲(きしょうぶ)が綺麗に咲いていました。
家族連れも多く来ており、よさそうな公苑です。
【印刷博物館】
文京区水道一丁目の「トッパン小石川ビル」というところにある、印刷博物館です。
印刷技術に関する展示物の見学と、VRシアター「ナスカの地上絵」を鑑賞してきました。
館内は撮影禁止のため、写真でお伝えすることができませんが、普段の生活では何気なく見過ごしている“印刷”について、掘り下げて学べるところです。
入館料は300円と安く、1時間30分ほど、有意義に過ごせました。
【神田神社の御朱印と絵馬】
今回訪れた場所は全て初めてですが、訪れてみて「へぇ~」って感じたものが多かったです。
散策って、毎回そんな感じですね。
コメント 0