ハンディGPS(ATLAS ASG-2)の使用報告について
平成23年7月10日(日)
昨日の高尾山登山による、疲れ、筋肉痛といったものがほとんど残らず翌日を向かえることができました。v(^o^)
本日は、家事のこともあり外出はお休み。
と、言うことで“ハンディGPS”の記録データによる、高尾山の登山分析を報告したいと思います。
YUPITERU ATLASTOUR(ユピテル アトラスツアー)という、連動のソフトを利用した分析結果です。
詳細は、公式サイト、http://www.yupiteru.co.jp/products/atlas/asg-2/index.htmlを参照して下さい。
分析に使用したデータの内容:H23.7.9 高尾山登山路(6号路→頂上→1号路→リフト→ふもと)
“ユピテル アトラスツアー”ソフトの基本情報画面について
【左側のGoogleマップ画面の説明】
・紫色の線が実際に移動したルートです。
今回下山時にリフトを利用していますが、きっちりと乗車ルートが捕捉されていました。
・カメラのアイコン箇所がデジタルカメラにより写真撮影を行った位置で、アイコンをクリックすると、撮影した日時が秒単位で表示されます。
原理は、デジタルカメラ本体の内部に設定されている時計機能から、写真を撮影した時刻が判ります。
これを利用して、本機ハンディGPSのログ記録機能(カスタム設定で毎秒単位にGPS情報を取得して記録)と照合して、どの地点で何時に写真を撮影したのか、あるいは、ルート上の地点を何時通過したのかが、ログ記録の結果から判明する仕組みです。
『高尾山6号路入口箇所のログ情報』画面です。
・この画像の様に、カメラのアイコンやルート上にカーソルを重ねると移動速度、時刻、経緯度の座標値や高度等の情報が表示されます。
『琵琶滝付近のログ情報』画面です。
・地図上の道路とハンディ機で取得したルートでは、50m程度のズレが見られます。
この表示情報は琵琶滝に到着した時のものですが、出発地点(6号路入口)と比較することで、いくつかの情報 が得られます。
まず、時間の経過ですが、6号路入口から約12分で琵琶滝に到達し、116mの高度差を登ってきたことになりま す。
また、高尾山の頂上の標高599mまで、残り433mであったことも判ります。
さらに、移動距離も別の画面情報から読み取れ、6号路入口から1.425kmであったことが判りました。
『琵琶滝立看板位置情報』画面です。
次に、最初に紹介した基本情報画像の右側画面に表示されている内容についてです。
・青色の折れ線が高度(標高)の変化を表していますが、移動時間の経過と現在地に合わせて変化し、右側の縦 軸には、高度のスケールが表記されています。
なお、四角いグリッドの位置が、写真を撮影した地点になっています。
また、下側の緑色の線が移動速度を示し、左側の縦軸に速度のスケールが表記されています。
6号路は、平均しておおよそ、時速3km前後で歩いていた様です。
頂上手前の最もきつかった丸太階段の場所では、時速1km以下でした。
高尾山の頂上には、午前8時12分に到着していたことがログ記録から判明し、6号路入口の6時47分から計算 すると、1時間29分を要したことが判りました。
ちなみに、公式ホームページで紹介されている6号路の所要時間は1時間30分とされていることから、理想の登 山ペースであったことが判りました。
【その他の機能における検証結果について】
本機で登録した“目的地までの距離・方向を示すファインダー機能”が、イマイチ使い勝手が悪い様に感じました。
特に方位を示す表示については、方位コンパスを携帯して比較精査をすることを強く勧めます。
市街地では、建物による電波の反射で誤差が大きかったのですが、山間部においても性能的な面で一時的に異なった方向を表示する時がある様です。
また、目的地を示す方向の矢印ですが、登録をした目的地に対して常に直線的に指し示すため、道が大きくカーブしている時など、慣れないと混乱しそうになります。
いずれにしても、色々な場面で使いながら特徴を見極める必要がありそうです。
特に登山時における“ナビ”としては、補助的なツールとして考えた方が良さそうです。
また、バイクによる走行ルートの記録ツールとしても使えそうなので、今度機会をとらえて試用したいと思います。
今回の登山記録としては、十分なツールになったことは確かです。
また、写真を撮影した位置が記録として残る機能も良いです。
以上、一次報告でした。
昨日の高尾山登山による、疲れ、筋肉痛といったものがほとんど残らず翌日を向かえることができました。v(^o^)
本日は、家事のこともあり外出はお休み。
と、言うことで“ハンディGPS”の記録データによる、高尾山の登山分析を報告したいと思います。
YUPITERU ATLASTOUR(ユピテル アトラスツアー)という、連動のソフトを利用した分析結果です。
詳細は、公式サイト、http://www.yupiteru.co.jp/products/atlas/asg-2/index.htmlを参照して下さい。
分析に使用したデータの内容:H23.7.9 高尾山登山路(6号路→頂上→1号路→リフト→ふもと)
“ユピテル アトラスツアー”ソフトの基本情報画面について
【左側のGoogleマップ画面の説明】
・紫色の線が実際に移動したルートです。
今回下山時にリフトを利用していますが、きっちりと乗車ルートが捕捉されていました。
・カメラのアイコン箇所がデジタルカメラにより写真撮影を行った位置で、アイコンをクリックすると、撮影した日時が秒単位で表示されます。
原理は、デジタルカメラ本体の内部に設定されている時計機能から、写真を撮影した時刻が判ります。
これを利用して、本機ハンディGPSのログ記録機能(カスタム設定で毎秒単位にGPS情報を取得して記録)と照合して、どの地点で何時に写真を撮影したのか、あるいは、ルート上の地点を何時通過したのかが、ログ記録の結果から判明する仕組みです。
『高尾山6号路入口箇所のログ情報』画面です。
・この画像の様に、カメラのアイコンやルート上にカーソルを重ねると移動速度、時刻、経緯度の座標値や高度等の情報が表示されます。
『琵琶滝付近のログ情報』画面です。
・地図上の道路とハンディ機で取得したルートでは、50m程度のズレが見られます。
この表示情報は琵琶滝に到着した時のものですが、出発地点(6号路入口)と比較することで、いくつかの情報 が得られます。
まず、時間の経過ですが、6号路入口から約12分で琵琶滝に到達し、116mの高度差を登ってきたことになりま す。
また、高尾山の頂上の標高599mまで、残り433mであったことも判ります。
さらに、移動距離も別の画面情報から読み取れ、6号路入口から1.425kmであったことが判りました。
『琵琶滝立看板位置情報』画面です。
次に、最初に紹介した基本情報画像の右側画面に表示されている内容についてです。
・青色の折れ線が高度(標高)の変化を表していますが、移動時間の経過と現在地に合わせて変化し、右側の縦 軸には、高度のスケールが表記されています。
なお、四角いグリッドの位置が、写真を撮影した地点になっています。
また、下側の緑色の線が移動速度を示し、左側の縦軸に速度のスケールが表記されています。
6号路は、平均しておおよそ、時速3km前後で歩いていた様です。
頂上手前の最もきつかった丸太階段の場所では、時速1km以下でした。
高尾山の頂上には、午前8時12分に到着していたことがログ記録から判明し、6号路入口の6時47分から計算 すると、1時間29分を要したことが判りました。
ちなみに、公式ホームページで紹介されている6号路の所要時間は1時間30分とされていることから、理想の登 山ペースであったことが判りました。
【その他の機能における検証結果について】
本機で登録した“目的地までの距離・方向を示すファインダー機能”が、イマイチ使い勝手が悪い様に感じました。
特に方位を示す表示については、方位コンパスを携帯して比較精査をすることを強く勧めます。
市街地では、建物による電波の反射で誤差が大きかったのですが、山間部においても性能的な面で一時的に異なった方向を表示する時がある様です。
また、目的地を示す方向の矢印ですが、登録をした目的地に対して常に直線的に指し示すため、道が大きくカーブしている時など、慣れないと混乱しそうになります。
いずれにしても、色々な場面で使いながら特徴を見極める必要がありそうです。
特に登山時における“ナビ”としては、補助的なツールとして考えた方が良さそうです。
また、バイクによる走行ルートの記録ツールとしても使えそうなので、今度機会をとらえて試用したいと思います。
今回の登山記録としては、十分なツールになったことは確かです。
また、写真を撮影した位置が記録として残る機能も良いです。
以上、一次報告でした。
コメント 0